何でもレビューブログ

目についたものをレビューしていきます!

【漫画レビュー】刃牙道 第55話「三寸」 烈つぁんもうダメだ!!エモノを奪われたッ!!!

f:id:sarapan2014:20150224223824p:plain

「マジか武蔵・・・」

 

前回のラスト・・・烈の放った九節棍の一撃を額に受け、倒れる武蔵だったが・・・

どうなったのか・・・

 

nandemo-reviwe.hateblo.jp

 

 額から流血するも、深手ではないようだ。

しかし武蔵は刀を地面に刺し、片ひざをついた状態で烈を見つめる。

 

一方の烈は両の手にもった九節棍を振り回していた。

 

疾いッ・・・!

 

物凄い音を立てて振り回される九節棍・・・

常人の目にはもはや捉える事のできぬ速さ。

 

その尖端に至っては、あるいは武蔵でも見切るのは難しい水準か?

 

武蔵との距離を詰める烈・・・

そして放たれた最速の一撃ッ!!

 

間合いは確実に武蔵を捉えられる距離だった。

加えてその姿勢・・・片ひざを地面につけた状態・・・!

 

いけるッ!

またも武蔵の額に向け放たれた一撃だったが

攻撃は空を斬った!

 

「ッ!!?」

 

武蔵は片ひざをついた姿勢から三寸・・・

わずか三寸後ろに下がることで、烈の一撃をかわしたのだ!

 

立ち上がる武蔵。

刀を手に、分析をはじめる。

 

確かに速い。

それは武蔵も認めている。

 

が、

 

速いのはあくまでも尖端のみ・・・。

操作する腕の動き自体はいたってなだらかなり!

 

笑みを浮かべる武蔵。

すでに対処の術はみえたのか?

 

おもむろに刀を地面にさし、両の手を揉み出す武蔵。

 

それを見て烈は攻撃態勢へと移る。

振り回していた動きを止め、両の手にある九節棍を"ぶらん"と無造作に垂らした状態

 

からの!

 

二刀流の振り回し!完全に武蔵を捉えた・・・かに思えたが、

決して遠くない間合いにも関わらず、かわされたッ!!

 

これには烈も驚いたのか、表情が変わる。

 

すぐさま次の攻撃に移る烈!

 

ギャルッ

 

パシッ!

 

なんと武蔵の体に先端が触れることなく武蔵の腕に絡みとられた!?

そして動きを止めた先端を余裕で掴む。

 

すかさず残るもう一方を武蔵に向ける!

 

ギャルッ!!

 

パシッ!

 

全く同じ要領で九節棍の先端を掴まれてしまった!

そして驚異的な手首の振りで、烈の両の手から九節棍を奪われてしまう。

 

「破ッ!!」

 

エモノを奪われた烈はすぐさま雄たけびと共に構える。

全ての武器をなくした烈にもはや勝ち目はないのか!!?

 

武蔵が振るか否か!?

 

いや振るね!あの顔は振り回すね!w