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【漫画レビュー】弱虫ペダル RIDE.352 金城の言葉 熱すぎです金城さん(´;ω;`)

■弱虫ペダル

RIDE.352 金城の言葉

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「三人の存在がいまでも総北の力になる…ほんまいい先輩だ」

 

■前回のレビュー

インターハイ初日が終わり、ボロボロの総北。

小野田と偶然遭遇した金城だったが、あえて会う事はしないという。

金城の真意とは!?

 

テントに戻った小野田君。

すでに鳴子は戻ってきていたようだ。

 

鏑木はまだ倒れたままだが、ミーティングを始める手嶋部長。

 

「オレたちは全力を尽くした!!6人全員で

 そして敗北した!!」

 

まずは結果として現実を受け止める。

 

鏑木、手嶋、そして鳴子。

三名が三名とも僅差の二位。

 

そこから手嶋が導き出した答えは

「オレたちはまだ挑戦者だってことだ!!」

 

去年その手に優勝を掴んだ総北。

だがそれでも決して余裕で掴んだものではない。

現に箱根学園は強い!

 

王者の風格はそのまま・・・

いや・・・敗北を知り、王者奪還に躍起になってる点ではさらなる凄みを感じる。

 

京都伏見もまた、去年同様侮るべきではない・・・

 

「だったらできるこたひとつだ。

 去年と同じだ。

 しつこく食い下がってボロボロになって

 何度も試して失敗して…

 小さな小さなチャンスを見つけてつかむ!!

 

手嶋さん(´;ω;`)

 

「魂をあずけて、積んでめいっぱいで走る。

 助けあって、支えあってあきらめない。

 総北の走りをやるしかねぇ!!」

 

鳴子も今泉もそれしかないと頷く。

そんな中、黙って手を上げる小野田君。

 

「ひとつご報告があります」

 

小野田君は会場で金城さんに会ったことを伝えた。

すると皆立ち上がって明らかにテンションが上がる!

 

それだけ金城さんは慕われ、皆に力を与える存在なんだなぁ。

 

だが小野田君は金城が皆には会えないことを伝えた。

 

・・・

・・・・・・

 

「ど、どうして…ですか!

 一目…一目くらいいいじゃないですか!

 皆さんも絶対喜びますから」

 

金城は小野田の肩をポンと掴み話し始めた。

 

「はじめはオレたちもテントにいってねぎらうつもりだった。

 だが、総北は今日一日目ギリギリのところで機を逃した。

 危機だと感じた

 

だったらなおさら!

そういう小野田の肩を強く握り締める金城。

 

「危機的状況を回避あるいは逆転させ

 勝機に代える力は個の中か

 チームの中にしかない!!」

 

決して金城が皆に会いたいわけではない。

本当は金城だって会いに行きたいんだ。

それを感じた小野田。。。

 

「オレたちが行けばたちまち緊張の糸が切れ

 課題を見失いチームはバラバラになるだろう。

 今が一番脆い。わかるな小野田」

 

自分たちの事を思い、あえて心を鬼にして会わない決断をしたことを

ちゃんと感じ取る小野田君。

 

「つらい状況の中でもがき苦しめ小野田!!そこから生まれてくるものは必ずある!!」

 

「はい!!」

 

ほんまいい事いうなぁ。。

金城さん10代とは思えない貫禄だなぁ。。

 

小野田君の表情を見て安心した金城さん。

 

「今日会わないことは3人で決めたことだ

 つらいだろうが理解しろ。

 だが、時間のある限りオレたちはレースを見ていくつもりだ」

 

いい先輩や><。

 

「帰って皆に伝えてくれ。

 必ずどこかでオレたちは見ていると」

 

「え・・・3人?

 

驚く小野田。

その表情を見て一瞬考える金城。

 

「ああ。巻島も来ている。遠くイギリスからな

 おまえたちのゴールも見ていた」

 

震えだす小野田。

 

巻島は小野田君にとって師匠みたいなものだからな。

一番会いたかったのかもしれない。

 

金城さんもそれを思って小野田君に言うのを一瞬躊躇ったんだな。。

 

「つらいか小野田」

 

小野田の震える肩に手をかけようとする金城。

その時、小野田からあふれ出るプレッシャーを感じとり手が止まる。

 

「来てくれてるんですね・・。

 巻島さん・・・

 来てくださってるんですね。

 見てくださるんですね

 ボクらのレースを

 

そして一言「うれしいです!!」

満面の笑みに涙を浮かべる小野田君。

 

・・・・・・

・・・・

 

小野田君はこの話をみんなにした。

"金城さんらしい"行動に、ある意味納得の面々。

 

「だから・・・

 強くなりましょう!!

 もっともっと強くなって

 新しいボクたちの総北を先輩方にお見せしましょう!!

 

湧き上がるプレッシャー!

まっすぐな目!

去年の総北を動かした小野田!

 

「そうだ!シンプルだがその通りだ小野田!!」

 

と手嶋部長!

 

「当ったり前や!ほならビビらせたるわ!!」

 

「勝つまで会いに来ないってことかよ!!

 相変わらずハードルの高いオーダーだよ!!」

 

「イチバンのイチだ!!」

 

そして5人は手を出し、円陣を組む!

 

「明日もいきましょう!!総北!!」

『おお!!』

 

集まった手を激しく弾く!

 

『しゃあ!!』

 

士気は上々!!

さっきまでの暗いテントが嘘のようだ!

 

倒れた鏑木にも一応タッチする2年のメンバーw

 

 

「『うれしいです』・・・か

 やはり意外性のある男だ小野田」

 

三人は日帰りで田所の実家に泊まりに行ったようだw

 

■前回

■次回

 

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