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【漫画レビュー】あひるの空 第474話/リファインド【週刊少年マガジン25号】

■あひるの空
第474話/リファインド

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敗退の菖蒲。

エースはチームメイトに謝罪する。

しかし逆に怒られてしまう。

 

「俺ら今まで敗戦を誰かのせいにしたことなんてないだろ」

 

 

菖蒲の女監督は「お疲れ様」と選手たちを労う。

 

敗北の菖蒲の面々には不思議と涙はなかった。

終わったという実感がまだ沸いてこないのだろう。

 

菖蒲のキャプテンもまた実感がないまま

自分のバスケがどこへ繋がっていくのか結局答えは何も出ていない様子。

 

一方女監督は8年前を思い出していた。

当時の選手に夢はなんだと聞かれ、インターハイ出場と答えていた。

 

そして夢を果たした暁にはみんなでケーキを食べようと話していた。

選手からは逆に夢が叶うまでケーキを食べないという願掛けはどうかとの提案をうける。

 

それからはじまったケーキ断ち。

菖蒲が神奈川代表になるまで・・・

何気ない冗談だったが8年が経った。

 

なるほど、ケーキを頑なに食べなかったのはそういう理由が。

 

選手が捧げた3年間・・・それでも結果を伴わなかった時、

監督である自分は何を失うのか。

彼らが失うものに比べたら到底比べられるものではない・・・。

 

それでも彼女はこの世で一番好きなケーキを断つことを決めた。

 

 

クズ高と菖蒲の監督同士が挨拶。

彼女はどうすれば強くなれるのか、この人と何が違うのかを考えていた。

 

そんな中彼女を監督として褒め称えるクズ高監督。

 

卒業してもなお、応援に駆け付けるOBたち。

よほど居心地のいい場所だったのだと評価する。

これに彼女は涙を流す。

 

自分のやってきたことが正解かはわからない。

だが決して間違ってはいなかった・・・

彼女はどこか救われた気がしたのだろう。

 

 

一方チームメイトに"これで終わった"んだって思ったかどうか聞く菖蒲エース。

思わなかったと答える一同。

涙を見せなかったのもそのせいか・・・。

 

そして勝利したクズ高を祝福するクズ高女子バスケ部。

そこに交じる謎の男!

 

レオと呼ばれる男・・・

次の対戦相手妙院高校の選手なのか。

 

そして

「4番が復帰してくれりゃいいけどな」

と語る妙院選手の言葉の意味するところは?