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【漫画レビュー】刃牙道 第62話「ザンッ」 烈つぁん・・・サヨナラ・・・!?

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「嘘だ・・・嘘だといってくれぇえ!!」

 

■前回のレビュー

「武芸百般。縛法だ」

 

縛り上げられた烈。

素人目にしても抜け出せるものではない。

それは武勇烈海王であってもだ。

 

「だまし討ちだァッッ」

「卑怯(きった)ねェェッッ」

「一瞬で縛りあげたッッ」

「スゴすぎる~~~~~~~ッッ」

 

観客の反応は様々・・・

無言であっけにとられる烈・・・何を思う・・・

 

「またの名称を縄術とも呼ぶ。

 取るにも足らん。

 ふん縛って動けなくしちまう技術だわな」

 

淡々と武蔵が語る中、

克己と達人本部は戦慄していた。

 

「・・・ど・・・

 堂々と不意打ちかましやがった・・・・・ッッ」

 

「武術の・・・

 『武』の次元が違いすぎてる」

 

 

騒然とする場内。

ご老公が語り始めた。

 

「開始の合図がなされ

 決着のつかぬ以上は不意打ちは成り立たぬ。

 なんの事はない。この結果は

 烈の油断につけ込んだ武蔵の正当な反撃ッッ!

 何一つ落ち度はない!!

 

渋川先生は黙ってご老公の結果を受け入れる。

ジャックはサングラスを取り、その表情は戦慄している。

 

見守っていた、刃牙と郭海皇。

そして「結束了(おわりだ)」と語る郭海皇。

 

「倒されるでもない・・・斬られるでもない・・・

 動けるまま、動きを封じられる

 動きを奪われるという・・・

 "武"に生きる者ならば決してあってはならない結末………ッッ

 

烈はこのザマに震えていた。

悔しさを滲ませ・・・震えていた。

 

郭海皇は続ける。

 

「醜態も醜態・・・・

 敗北以下の敗北じゃ・・・ッッ」

 

「・・・・れ」

 

烈がボソっと口にした。

そして強い口調で叫ぶ!

 

「叩ッ斬れ!!!武蔵ッッ」

 

言うと思った(((( ;゚д゚)))

 

「吠えるでない。

 思い上がるな烈海王

 もはや貴様には斬られる自由すらない

 

烈はこの言葉で涙を流した。

未熟な自分を恥じた。

その悔しさは計り知れない。

 

「いったい・・・・・・・・・

 幾度打たれたことか・・・

 変幻自在の手八丁 足八丁」

 

武蔵はそう語ると鼻をフンッとして鼻血を噴出すと

鼻のを摘んで骨の位置を確認。

 

ペッと血反吐を吐いて一言。

 

「鼻の芯を砕かれた」

 

武蔵は刀を手に取ると、自らの腰に納めた。

そして烈の背後から歩み寄る。

 

「打ちつ・・・打たれつ・・・

 躱され・・・蹴られ・・・

 騙し・・・縛り上げたよしみ・・・」

 

烈の背後に立つ武蔵。

烈の表情は険しいが覚悟を決めたのか・・・

 

ザウッ

 

武蔵の斬撃ッッ!!

しかし放たれたのは烈ではなく青龍刀だった・・・

 

柄の部分から刃の部分まで斜めに斬られた青龍刀。

真っ二つッッ!!

これほど真っ直ぐに断てるものなのか!?

否ッ!!武蔵だからできる芸当ッ!!

 

柄の部分と刀身では素材が違う・・・

だがそれを、物ともしない剣速と正確さ!

 

「斬って進ぜよう」

 

「う…ッッ」

「斬るッッ」

「やめてェ武蔵さんッッ」

「~~~~~~~~ッッ」

 

ざわめく場内!

 

「本気だ」

刃牙は戦慄の表情でそういった。

 

 

郭海皇、渋川先生、達人本部は平常心でこれを見守る。

克己は汗だくで「斬る・・・」

 

刃牙も克己もこの点では若いということなのか。

 

ザンッ!!!

 

振り下ろされた刃。

烈を縛っていた、たすきの帯・・・そして髪。

それぞれ綺麗に切断された。

 

だがこの時点では烈は意識もあった。

振り返る烈。

 

そして

一閃

 

果たして烈は真っ二つにされてしまうのか・・・

はたまた寸止めで終わるのか・・・

 

非常に気になるラストッ!!

僕もこれは次回の予想ができないッ!

 

武蔵ならやりかねないもんなぁ・・・

 

 

■前回

 

■次回

 

■刃牙道感想まとめ