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【漫画レビュー】七つの大罪 -外伝- 少女は叶わぬ夢を見る -前編-

■七つの大罪 -外伝- 少女は叶わぬ夢を見る
-前編-

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巨人族ディアンヌの物語。

メリオダスと出会う少し前・・・

巨人族は人間たちに雇われ、戦争をしていた。

 

中でも〈大地の牙〉と呼ばれる巨人族の戦士長のマドローナの実力は

群を抜いていた。

 

彼女にかかれば人間など赤子同前。

攻撃する度に命が散る。

 

巨人族の少女ドロレスは血を見る度に恐怖していた。

そんな彼女を心配するディアンヌ。

 

そんな得〈鳴動する大山〉ダンベルバスが現れた。

どうやら敵軍も巨人族を雇い入れていたようだ。

 

ダンベルバスは西の戦士長。

これは血で血を洗う壮絶な戦いに・・・

 

ならなかった((((;゜Д゜)))

 

マドローナの圧勝。

ダンベルパスの亡骸に跪き、戦士に敬意を払うマドローナ。

 

砦に帰還したマドローナとディアンヌとドロレス。

返ってきてそうそうマドローナの説教を受けることに。

 

 

なぜ戦わないのか?

戦わないドロレスを叱りつけるマドローナ。

ディアンヌも敵を遠くに飛ばすだけで決して命を奪わないことに

マドローナは呆れる。

 

何故人間同士の争いに巨人族が介入してまで戦うのか疑問でしかないディアンヌ。

それが巨人族の生き方だと答えるマドローナ。

 

「我ら巨人族は誇り高き戦士。

 戦いを求めることが本分であり

 戦いの中でしぬのが本懐であり

 戦いの中に生を見出すのが本質」

 

マドローナの言う事は巨人族の生き方として正しいことかもしれない。

しかしディアンヌもドロレスも納得できないでいた。

 

食後に訓練を言い渡された二人。

 

ドロレスは食事がのどを通らないようだ。

ドロレスは里を出る決意を固める。

 

「戦うくらいならしんだほうがいいもん・・・」

 

泣きながら語るドロレス。

 

そして訓練の時間・・・

 

魔力で岩を不安定な場所で固定し、維持する特訓。

ドロレスの岩の20倍はある大きさの岩を維持するディアンヌ。

それにくらべ、ドロレスはすぐに維持できず落としてしまう。

 

落とした瞬間マドローナの蹴りが飛んでくる!

 

ディアンヌはすぐにドロレスに駆け寄る。

これをみたマドローナはディアンヌも叱りつける!

 

だがディアンヌの見せた魔力は認めている様子。

 

 

続いては"重金属"の修行。

身体を金属化する防御術。

 

ドロレスの頭を「よしよし」と撫でるマドローナ。

注意を頭部に引きつけておいてどてっぱらに強力なボディブローを喰らわすマドローナ!!

吐いてしまうドロレス・・・。

 

「巨人族の祖である巨人ドロールはその身をダイヤモンドの強度にまで高めたというが、お前はせいぜい方解石がいいところだ」

 

続いてディアンヌの重金属!

マドローナの拳を余裕で受け続けるディアンヌ。

しかし5発目で効力が切れて蹲る。

 

「もうやめて!!」

 

お腹をおさえるディアンヌを庇うドロレス。

 

「もうやだ!!もう私たちは戦いたくないの!!

 戦にももう行きたくない!!」

 

「…ならば子を産み貴様に代わる戦士を育てるのだな」

 

・・・・

・・・

 

寝床につくディアンヌとドロレス。

ドロレスは子供を産めばもう戦わなくていいのかな?とディアンヌに聞く。

すると寝ぼけたディアンヌは

 

「子供を産むのは戦う道具を作るためじゃない

 命を繋ぐためなんだよ」

 

と答えた。

そして「ハッ」として今なんて言ったの?とドロレスに確認する始末。

 

500年の失われた記憶が一時的に蘇ったのか?

 

 

・・・・・・

・・・

 

マドローナがディアンヌに入れ込む理由・・・

それはディアンヌの素質にあった。

 

歴代の戦士長らをしのぐ素質を秘めたディアンヌ。

その力を完全に解放できれば強さは完全なものになる。

ただ、ディアンヌには甘さがあり、それを払拭しない限り素質があっても開花はしない・・・

 

マドローナは今まで以上に戦士としての誇りと教えを叩き込もうとしていた。

そんなマドローナの気持ちを聞いてしまったディアンヌ。

ドロレスと一緒に里を出る決意をする。

 

 

皆が寝静まった夜中にドロレスを起こすディアンヌ。

「一緒に里をでよう!」

しかし、ドロレスは浮かぬ表情。

 

「私・・・ごめん」

 

ドロレスは考え直したと言い出した。

理由は「私たち巨人族を受け入れてくれる場所なんてない」

言い返せないまま、一人里を出たディアンヌ・・・

 

あてもなく旅に出てほどなく、

人間のゴロツキたちに絡まれるディアンヌ。

 

それを助けたのがメリオダスだった。

メリオダスはディアンヌを怖がるどころか、一人の女の子として心配してくれた。

 

二人で食事をしながらお互いのことを話す。

メリオダスはリオネスから人探しで来ているらしい。

ディアンヌに今度遊びにこいよと誘う。

 

だがディアンヌはまた怖がられることを恐れる…

メリオダスはオレの仲間たちは驚かないさ、とディアンヌを安心させた。

 

 

ドロレスに居場所が見つかったことを知らせに里に戻るディアンヌ。

だが里について驚愕の事実を聞かされることに・・・

 

「・・・しんだ・・・?」

 

ディアンヌが里を出ていたとき、用心棒として派遣されたドロレス。

山賊たちと戦って命を落としたらしい。

戦士長マドローナの口から淡々と語られる・・・。

 

「たかが山賊相手に情けない奴だ・・・

 だが役立たずでも戦ってしねたなら本望だろう」

 

「誰が・・・ドロレスを一人で送ったの?」

 

「無論戦士長のこの私だ…」

 

涙を浮かべ全力でマドローナの頬を殴りつけるディアンヌ!

だがすぐに反撃のアッパー・・・ディアンヌは立ち上がれぬ程のダメージを受ける。

 

「その怒りはとっておけ。

 明朝リオネス騎士団の大規模な蛮族討伐に参加することが決まった」

 

ディアンヌは涙を流しながら語り始めた。

 

「戦ってしにたいマドローナとは違うの。

 ドロレスは・・・っ

 自分がしんでも・・・戦うのが嫌だった」

 

「ディアンヌお前はどっちだ?」

 

「ボクは…どっちでもないよ…

 ボクだっていざとなれば戦う…

 でもきっとそれは大切な誰かを守るためなんだ…

 戦いのための戦いなんて…そんなの…っ

 悲しすぎるよ」

 

「くだらん!大切な誰か…?

 我らが生きるのは力と誇りのためのみだ…!!」

 

「ちがう!ボクらも…ボクらの命もきっと…」

 

その時だった。

ディアンヌの脳裏に浮かんだのはキングの後姿・・・

 

だが記憶を失っているディアンヌにはそれが誰なのかはわからなかった。

 

つまらないことを言うディアンヌを激しく叱責するマドローナ。

服装にまでいちゃもんをつける。

 

「人間だか妖精だかのような真似をしおって!!

 忘れるなディアンヌ!!

 お前は誇り高き巨人族!!

 人でも妖精でもない!!

 ・・・くだらぬ夢は捨てろ」

 

 

・・・・・・

・・・

 

満月を見ながら涙するディアンヌ。

 

「ボクは…そんなに変なのかな

 ねえメリオダス、キミだったらなんて言うかな・・・」

 

キミをずっと好きでいるし

・・・ずっと側にいるよ・・・

 

脳裏に浮かんだのはメリオダスの言葉ではなくキングの言葉。

誰が言ったのか思い出せないディアンヌ。

 

ディアンヌは強引にメリオダスが言ってくれた言葉だと信じ込んだ。

メリオダスと一緒に暮らし子供を沢山作ることを夢見ながら

彼女は眠りに付いた。

 

彼女の夢の中で手をとっていたのはメリオダスではなく

キングだった。

 

 

後編に続く