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【漫画レビュー】七つの大罪 第127話/絶望との再会【週刊少年マガジン28号】

■七つの大罪
第127話/絶望との再会

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記憶を消されたディアンヌ。

恐らくは巨人の里メガドーザに向かっている・・・。

しかし、メガドーザに向かう途中には

あの十戒が待ち受けている可能性が高い!

 

ディアンヌが奴らと遭遇する前に見つけなければ!

 

ホークママに乗って一行は北を目指す!

 

キングはマーリンに瞬間移動は出来ないのかと聞くが

今の状態では魂を神器に留めておくだけで精一杯だという。

それに、いざという時のために魔力を温存しておきたいという。

 

それはディアンヌが向かう先・・・その途中のエジンバラ城跡から

とてつもない邪悪な波動を感じての事だった。

 

 

一方そのエジンバラ城跡ではガランが他の魔神たちに

メリオダスたちを仕留めたことを話していた!

 

しかしドレファスは信じられない様子だった。

そして再び動き出すガラン!

 

 

一方ディアンヌは涙を流しながら歩いていた。

どうやら最新の記憶がマドローナが亡くなった当時のものになっているディアンヌ。

一刻も早く里のみんなにマドローナの訃報を届けるために里に向かっている。

 

ディアンヌの眼前に広がる光景は、当時の記憶にはないものだった。

かつてのエジンバラの姿はもう存在しない・・・

 

そして突如感じる巨大で凶悪な魔力!!

 

「なぜ生きておる?巨人族の娘よ」

 

ディアンヌの背後から聞こえたその声の主はガランだった!

 

ディアンヌは本能から声の主が圧倒的にヤバい奴だということを悟っていた。

絶対に振り返ってはダメ!

 

「お前さんいはちゃんととどめを指したはず」

 

ドンッ!!!

 

 

ディアンヌは弾けるように飛び出した!

振り返る事もせず、ひたすら前に向かって駆けだした!

 

何も考えず!全力で!!

 

しかし、そんなディアンヌの前に姿を現す魔神モンスピート!!

 

「巨人族じゃないの。

 魂がでかい分、魔力回復には都合がいい」

 

人間の魂を一つ食べた事でかえって腹をすかせたモンスピート。

 

 

ディアンヌは見た目は人間・・・しかし明らかに別物の彼らの存在を

魔神族だと察する。

 

「なぜ生きておるのだ?」

「こっちに来ないで・・・キミのことなんて全然知らない・・・!」

 

「うそはいかん。

 ・・・お前さんの顔にもその戦鎚にも、しかと見覚えがある」

 

「ボクに近寄るなーーーーーっ!!」

 

フルスイングでガランに神器を振りかぶるディアンヌ!

しかし、ガランはこれをピタリと止める。

 

圧倒的な実力差!!

 

「石化しない・・・?

 何も覚えておらんのか・・・・

 それとも儂がとどめを刺し損ねたか

 まあよいわ

 ならば今度こそしね・・・」

 

ガランは神器を片手でどかすと高速移動で姿を消す!

ガランの支えを失い、バランスを崩すディアンヌ。

 

一蹴り。

 

たったの一蹴りでディアンヌの腹を射抜いた!

骨の折れる音、中に浮き上がるディアンヌの巨体。

 

どれほどの威力か想像するにたやすい。

 

ディアンヌがバランスを崩したまま落下する先にはモンスピートが待ち受けている!

 

「では遠慮なく魂を食わせてもらおう」

 

モンスピートが手を伸ばした瞬間!

隆起した大地に弾き飛ばされるモンスピート!

 

「・・・なんじゃ!?」

 

『砕破』!!!

 

無数の石の礫がガランを襲う!!

 

「そんな・・・この魔力は・・・」

 

瀕しの傷を負うディアンヌ!

朦朧とする意識の中、確かに感じた懐かしい魔力!

 

 

「儂らが十戒と知っての愚行か?」

 

ガランを襲っていた礫の嵐が止んだ!

空中で止まる無数の礫!

 

『獄握』!!!

 

 

宙に浮いた礫がガランに集まり、一つの岩の塊に!!

そこに現れたのは、しんだと思われていたマトローナの姿が!!