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【漫画レビュー】Ultra Battle Satellite R15.スイーツ馬鹿一代【週刊少年ジャンプ29号】

■Ultra Battle Satellite
R15.スイーツ馬鹿一代

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激戦を勝利し、今回は小休憩。

イケメン早川は、オカルト拳法に目覚め、それをネタにブログを立ち上げw

そこそこの読者を獲得しているようだ。

 

相変わらずももっちと陣が喋りだすと格闘トークになって話題に入れない武田。

そんな下校途中にヤバーイスイーツなる店を発見。

 

ヤバーイヤバーイいいすぎだろ・・・なんだこの店。

 

 

そんな店から聞き覚えのある声が聞こえてきた。

いつぞやの換金所のプロレスのおっさんだ。

 

おっさんは表の世界じゃスイーツタレントかよw

テレビのコーナーの下調べで来たという。

 

場所を公園に移し、陣達三人はスイーツを食べながら、酷評を決め込むw

人のくっといてそりゃねーだろとオッサンww

 

おっさんはももっちと川越シェフとのバトルを見ていたらしく、

何者なんだと質問する。

 

「ふふふ・・・私はももっち

 忍術道場の代表にして目下売り出し中の新人U・B・Sファイター

 祭矢さんの技術指導員なのです!」

 

事の経緯をおっさんに説明する陣。

 

陣は飛鳥にリベンジを果たすためにももっちから忍術を習得している。

おっさんに言わせれば肉体の鍛錬がたりなないというのが本心か。

 

ただ忍術という選択は間違っていないという。

飛鳥と同じ土俵・・・つまり空手で競い合うのは分が悪いという。

むしろももっちのやり方で成果が出ているのであればそれを突き詰めるべきだという。

 

おっさんのそういうところが結構好きという陣w

「見た目はいかにも筋肉至上主義の話の分らん老害ってカンジなのにさ」とめちゃくちゃいいよるww

 

 

陣はおっさんに飛鳥の情報をド直球に聞く。

おっさんを倒したよしみで知ってることを話してくれるという。

 

5年前・・・おっさんは飛鳥の所属する星道館に出稽古に赴いた。

当時14歳の飛鳥は周りから嫌われていた。

14歳で全日本に入賞するほどの天才児。

 

だが、会話にしろ組手にしろ、遠慮や手心が一切なかった。

たしかに客観的にみれば、飛鳥のいうことは正論が多かったが

『手前の才を鼻にかけた糞ガキ』としか思われなかった。

 

良くも悪くも素直すぎる飛鳥。

人を怒らせる天才の異名も出るほどだ。

しかしその実力は本物・・・星道館でもぶっちぎりのエース。

 

そんなある日、おっさんはカチンときて遊びを仕掛けたという。

なんでもアリのMMAルール。

 

飛鳥はこの誘いに乗り、おっさんと飛鳥は戦った。

 

飛鳥の蹴りを一発耐え抜き、そのまま腕を極めにかかるおっさん。

最初は単に天狗の鼻をへし折ってやるだけのつもりだった。

 

腕を極められ、苦しむ飛鳥!

おっさんは飛鳥に、「このままだと腕が折れる」とタップを促す。

 

いい気味だと周りの人間はこの姿を笑う。

 

バキッ!!

 

なんと飛鳥は自ら極めに動いて自らの右腕を折ったのだ!!

 

「は・・・?案外ヌルいんだなオッサン

 こいつは『何でもアリ』じゃねェの?」

 

もちろんこれは強がりでしかなかった。

 

そのあとオッサンはしつこく向かってくる飛鳥を、一方的にボコボコにして終了。

その後これが問題になり、オッサンは出入り禁止に。

 

おっさん曰く、飛鳥は弱みを見せたら食われる側に回るってことを本能的にわかっていると語る。

そういうやり方しか出来ない奴もいる・・・おっさんは割と嫌いではないという。

 

要は人それぞれ・・・。

 

オッサンは陣に「オメーは何で強くなりたいと思ったんだ?」と聞くが

タイミング悪くオッサンの試合の時間になってしまった。

おっさんは陣たちを観戦に誘ってくれた。

 

「言っておくが今の話はてめーのためにしたわけじゃねえ

 てめえが飛鳥に勝てば俺様の格も上がる・・・それだけのことだ!!」

 

そういうと去っていくおっさん。

結局具体的な、飛鳥攻略の手がかりは掴めなかった陣。

 

「・・・何で強くなりたい・・・か」

 

陣は改めて自分と向き合うのであった。