■Ultra Battle Satellite
R17.HERE COMES A NEW CHALLENGER!
「打撃王WGP!
100kg超の怪獣が闊歩する超ヘビー級!!!
去年100kg以下のヘビー級に彗星のごとく降臨し・・・
圧倒的な強さで優勝を手にした天才がいた!!
今年もその、か細い体が超獣達をマットに沈めるのでしょうか!?
身長188cm!体重85kg!日本空手界の若きエース!!
飛鳥羚選手の入場です!!」
解説役にプロレスラーの神辺と、
打撃王ミドル級チャンピオンのポーが担当するようだ。
打撃王WGPの第一回戦は飛鳥VS前大会準優勝者の*・グレンジャー!
いきなり優勝候補同士の対戦!
実況は神辺に飛鳥をどう見るか質問する!
「今のあいつの強さは計り知れません。
こと実戦においてはね。
リングの上では未知数ではありますが・・・
優勝を攫っていく可能性は大いにあるでしょう」
続いてポーに質問しようとする実況w
ポーは堂々と賭けをしているww
『げ・・・バ、バカ!てめぇ何解説席で堂々と賭けていやがんだ!
ここはタイとは違うんだよ!やるなら人目につかねェトコでやれ!』
「え、ダメか?クソココ来るまで寝てた・・・」
「?何ですか?カケ・・・と聞こえたような」
「え?いやいや空耳でしょう!?」
「ハーア・・・メンドくさいね。この国は」
世界は愚か、宇宙空間でも二人の一戦に賭けは始まっていた。
膨大な金が動く・・・!
ポーは心の中で呟いた。
今頃世界の裏側じゃ・・・この打撃王の利権なんぞたあ
比較にならん程の銭が動いてるってのに・・・
と。
「さぁ続いてグレンジャー選手の入場です!!」
「・・・ところでポーよ。お前どう見る?この一戦」
「ンー?そんなのキマッてんジャンよ。
飛鳥に全賭け」
「フッ だよな・・・」
『!?』
会場の誰もが驚いた。
「な、なんだ!?」
覆面の男がグレンジャーを片手で引きずって入場してくる!
「うああああーッ!グレンジャー選手の顔面がまるで*に・・・
一体何者だこの男はーッ!」
「うひゃーメチャクチャにやったなァ」
「おいおいいいのかよこれ・・・」
「演出はバッチリですね。これなら世界中の会員にアピールできますよ♪」
客席に現れた謎の三人!
「!おまえら・・・」
神辺さん知ってるのか!?
一方リングの前はグレンジャーサイドの関係者が覆面の男に襲いかかっていた!
「き、きさまぁーッ!どういうつもりだァーッ!!」
謎の男は襲い来る男達の体を踏み台にして飛んだ!
そしてそのままリングイン!
「な、なんじゃありゃアアー!
ありえねぇッッ!ニンジャ!?リアルニンジャなのか!!?」
「・・・・・お前は・・・」
男は覆面を脱ぎ捨てた!
「よう。久しぶり・・・」
祭矢陣の姿がそこにはあった!
「な・・・謎だらけの展開です。ついていけません!!
こんなことってあるんでしょうか!?解説の神辺さん!!?」
「・・・なるほど"乱入"か。考えたなお前ら!!」
武田とももっちと早川が!
さっきの奴らはお前らだったのか!
「U・B・Sの賭けファイトは時と場所を選びませんからね。
故に日時とカードが指定されてる表の試合は
最もポピュラーな賭け市場の一つ!」
「有名ドコロがあつめた客をそのままカッサラおうってか
ユダンならんねニンジャ・ガール!」
「彼の稼いだ賞金の半分は私の授業料ですからね・・・ふふふ」
世界中がこの一戦に釘付けになっていた!
「なるほどお前かァ~~~くっ・・・くっく!」
「ぬ?」
「神辺サンから聞いてたの!
オレに復讐するっつって修行してるヤツがいるって。
ぶっちゃけ心当たりが多過ぎてよく分かんなかったのよ。
ヨコヅナかな?とも思ったんだけど。
今までいなかったんだよね、オレにやられて再戦しようっつうヤツは」
「ふーん・・・『嫌われ者』なんだな」
「そうそう昔からね。だから
楽しくってたまんねェよ」
「・・・今のうちに楽しんどけよ
後でさっきの*みたいになんだからっ」
「突如現れた乱入者!仕込み!?サプライズ!?全て謎!!
ただ観客はこの展開に大いに沸いているようです!!!
もういいや!とりあえず観ましょう!!」
「オイ!ポーよ。お前コレどっちに賭ける?」
「・・・大穴狙いもアリだね。オレに勝ったヤツだしな」
「ふふふふふ・・・ぞくぞくしますねぇ」
Now on Fightです!!
こんな終わり方ありかよおおおおおおおおおお( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
単行本3巻に大量書き下ろしやってさぁー。
正直一番のメインの一戦だもんなぁ。。。
買わせるためにこういう構成にしたのか。。
打ち切りが決まった時点でどうしようも無かった感じなのか、、
戦闘シーンはかなりよかったからみたいなぁ。
あ、ジャンプ+で配信決まったみたいですね。
おめでとーございます!