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【漫画レビュー】僕のヒーローアカデミア No.48 掴めコツ【週刊少年ジャンプ31号】

■僕のヒーローアカデミア
No.48 掴めコツ

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出久だけじゃなく、それぞれが職場体験で動き始めていた。

予想外な部分も多いが、実際の仕事の中で何か掴んで戻れるといいね!

 

一方出久は・・・

1日目の夜を迎えていた。

 

「ムニャムニャ!!Z!!Z!!」

 

寝てんだよな!?

 

グラントリノの寝言やべぇなwww

 

 

初日は結局見ていただけでヒーロー活動は一切してない・・・

グラントリノ・・・

検索しても、ろくにヒットしなかった。

 

一年間だけの雄英教師・・・

いろいろ謎な方だ・・・

 

出久はグラントリノの事務所をこっそり出て行った。

 

「フラットに考える・・・。

 かっちゃんや皆は息をするように自然に出来る事が

 僕にはまだ『使う』って意識がある・・・」

 

5%の力を呼吸するように扱えれば、

あんな動きも不可能じゃない!

 

爆豪の動きを想像して言う出久。

 

相澤先生や切島くんも言ってた。

使いこなせれば出来る事は多い!

 

「っし!要は慣れだ」

 

とりあえず瞬発と断続!

 

出久はビルとビルの間に立った。

どうやら二つのビルの間を壁蹴りで三角跳びしていくつもりのようだ。

 

「5%でもこの幅なら・・・できたら相当カッコイイぞ・・・」

 

レンジで卵が割れないイメージ!!

 

出久はしゃがんで、両足に力を込める!

そして勢いよくジャンプした!

 

バゴ!!

 

出久は顔面を壁に強打w

そのまま落下していったw

 

まァこうなるよな

 

「踏ん張りと・・・腕でのクッションも必要だ・・・

 (となると二段目からは腕、脚に力を込めないと・・・・

 でも咄嗟にやるとまた骨折する恐れがある)

 

 イメージ喚起してたら間に合わないか・・・

 よーしもっかい・・・

 ブツブツブツ・・・」

 

・・・・

・・・・・・

 

翌朝・・・

 

「おはようそして!どうした!?」

 

ボロボロの出久を見てグラントリノが思わず声を上げた。

 

「昨日ちょっと自主トレしてたら夢中になってしまい・・・

 グラントリノさんに言われたこと、咀嚼して実践してみたんですけど・・・

 先はめちゃくちゃ長いです・・・」

 

「初めてのチャレンジならそりゃそうだ。

 仕方あるまいて。ああいった発想はオールマイトからは出にくい。

 奴は初期から普通に扱えていた為、指導方針が違ったからな。

 奴は体だけは出来上がっていた」

 

「!オールマイトの学生時代・・・!!」

「ひたすら実戦訓練でゲロ吐かせたったわ」

 

それであんな恐れてたのか・・・!!

 

「生半可な扱いは出来なかった。

 亡き盟友に託された男だったからな」

 

「オールマイトの先代・・・お亡くなりになっていたんですか?」

「んあ・・・」

 

ビー!

タイミング悪くアマゾンから荷物が届いたw

 

「あ、僕受け取ってきます!」

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

言ってないのか俊典・・・・

 

「電子レンジ・・・!?」

「昨日何故か壊れちゃったからな!お急ぎ便よ!」

 

ガチなのかオトボケなのか・・・!

自分でふんでこわしたんじゃねぇかww

 

「よし小僧!昨日買ってきた冷凍たい焼き食うぞ用意だ!!」

「朝食たい焼きですか!?」

 

「俺は甘いのが好きなんだ!」

 

出久はレンジでたい焼きを暖めてる間も考えていた。

 

呼吸するようにワン・フォー・オールを扱う・・・

冷静に考えれば皆が15年間培ってきた感覚に追いつかなきゃいけないって事だ。

時間は待ってはくれない。

 

これじゃあ5%以上の力を引き出す為に、身体をつくる年月と変わらない。

 

チン!

たい焼きが温まったようだ。

 

「うひょーこれよこれ!時代はアツアツよ!!」

「時間は限られてる・・・どうすれば・・・」

 

「浮かない顔してるな。

 今はとりあえずアツアツたいを食って・・・

 冷たい!!!

「え!?ウソ!?ちゃんと解凍モードでチンしたんですけど・・・!」

 

「バッカおまえ!!これ・・・でかい皿でそのまま突っ込んだな!?

 無理に入れると中で回転しねえから、一部しか熱くならんのだ!!!

 チンしたことないのか!!」

「あっ・・・ウチの回転しないタイプだったんで・・・

 ごめんなさ・・・・・・!」

 

出久はハッとした表情を見せる。

 

「あああわかった!!グっグラントリノさん!!

 このたい焼きが僕っ・・・です!!」

「違うぞ大丈夫か!?」

 

「あ、いや違くて・・・っ!そのっ・・・わかったんです!

 今まで『使う』ってことに固執してた。

 必要なときに・・・必要な箇所に!

 

 スイッチを切りかえて・・・

 それだと二手目、三手目で反応に遅れが出てくる・・・!!

 なら初めからスイッチを全て付けておけばよかったんだ!!

 

 一部にしか伝わってなかった熱が・・・万遍なく伝わるイメージ・・・!!」

 

 

辿り着くまでずいぶん早かったな。

 

 

「全身・・・常時身体許容上限(5%)・・・!!」

 

「イメージが電子レンジのたい焼きて。えらい地味だがいいのかソレ」

「そこはオールマイトの・・・っ!お墨付きですっ・・・!」

 

出久の全身にオーラが迸る!

 

「その状態で動けるか?」

「わかっ・・・りません・・・!」

 

「試してみるか?」

「お願いします!」

 

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