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【漫画レビュー】ブラッククローバー ページ19 追憶の君【週刊少年ジャンプ31号】

■ブラッククローバー
ページ19 追憶の君

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アスタが吹き飛ばされた先にあったのは、床に突き刺さった一本の古びた剣・・・

 

「・・・この剣・・・もしかして・・・・」

 

アスタは剣に手を伸ばす!

 

一方アスタのいる部屋の外では、アスタにとどめを刺す為マルスが迫ってきていた。

 

「・・・・」

 

 

・・・・・・

・・・

 

マルスの過去・・・

 

『国を護れるぐらい強くなったら、外に出られるんだよね』

 

 

「外への一番乗りはマルスかな~

 だって私達の中で一番強いのマルスだもん」

「・・・・その時は待ってるよ。ファナが出てくるまで・・・」

 

「・・・うん!一緒に外の世界を見に行こう!」

 

マルスとファナ・・・まだ幼い子供時代の約束。

それから時を経て、それは起こった・・・

 

「最終訓練だ・・・ころし合え」

 

部屋に集められた子供達。

 

「生き残った一人だけが我が国の魔導戦士として外に出られる。

 やらなければ・・・全員処分する」

 

部屋の中ではそこら中から悲鳴が上がった。

やらなければやられる・・・

マルスは何人もを手にかけた。

 

生きる為に・・・

 

まさに地獄といっても過言ではない・・・

おぞましい光景がマルスの目の前には広がっていた。

 

「ごめんねマルス・・・!しんで・・・!!」

 

マルスの背後から襲い掛かるファナ!

 

結果は・・・。

 

「うああああああああああああ!!!」

 

マルスは雄叫びをあげた。

ファナに対してどういう感情を抱いていたかは定かではないが

マルスにとって大切な人だったことは間違いない。

 

その大切な人に襲われた事実。

そして自ら手にかけてしまった事実。

 

マルスは悲しみと苦しみに押しつぶされそうだった。

 

『生き残ったのはマルスか・・・』

『では魔導石はマルスに取りつけよう・・・』

複合させるのは・・・

 能力的にも最後にヤツが手にかけたファナのものにするか・・・』

 

マルスの炎の魔法はファナの炎か・・・

 

・・・

・・・・・・

 

マルスはブツブツと詠唱を続けている!

 

「ノエルさん・・・!ノエルさんーーー!!」

 

重症のノエル・・・ミモザは回復に努めるも、傷はかなり深いようだ!

 

「・・・・!!」

 

"夢癒の花籠"じゃ間に合いませんわ・・・!!

 

ミモザは植物回復魔法"姫癒の花衣"を使い治療を始めた!

 

「・・・ノエルさん・・・!」

 

私が使える最高の魔法です・・・!!

 

・・・・・

・・・

 

幼少期のノエルとミモザ。

 

「あっ・・・いたた・・・」

「何やってるのミモザ。

 まったく・・・本当にトロイんだから・・・ほらっ!」

 

転んだミモザに手を出すノエル。

 

「ありがとうノエルちゃん」

 

それから数年の月日が流れた。

 

「おお・・・!凄いじゃないかミモザ!」

 

傷を治癒するミモザ。

 

「まさかここまでの治癒力の魔法が使えるようになるとは・・・!

 王族の魔力があればどんな傷をも癒す使い手になれるかもしれんぞ」

「こりゃあ楽しみですな」

 

「それに引き換えミモザさんと同じ歳のシルヴァ家の次女は

 魔力の操作すら思うように出来ないらしいですぞ。

 毎日特訓してるとか」

 

「まさか王家にそのような者が生まれようとはな・・・

 やはり真の王族は我々ヴァーミリオン家のようだな」

 

 

そんなある日ミモザはノエルが特訓しているのを目撃する。

ひっしに魔法のコントロールを練習するノエル。

 

・・・・

・・・・・・・

 

「私なら・・・諦めていたかもしれません・・・

 王族のみんなは・・・努力を馬鹿にします・・・

 それは生まれながらに力が無い者のする事・・・

 王族のする事ではないと・・・けど・・・

 

 努力できるアナタを・・・私は尊敬しています・・・!!

 しんじゃダメですわ・・・!!ノエルさん・・・!!」

 

ミモザの元に近付くマルス!

攻撃魔法が使えない無防備なミモザ!

やばい・・・!!

 

「・・・・ぐ・・・!」

 

クラウスもラックもユノもみんな、マルスの水晶に閉じ込められている!

三人は思った。

『魔導書の魔法が使えたら・・・!!』

 

「・・・オレは一人でいい・・・

 オレには強大な魔法があるのだから・・・

 魔力のないヤツは弱い・・・

 弱いヤツはいらない・・・!

 

 弱いヤツは・・・消えるんだ・・・!!

 

 

マルスから放たれる攻撃が真っ直ぐミモザとノエルに向けて飛んで行く!!

 

その時だった!!

 

なんとアスタが駆けつけた!

さっきの部屋で見つけた剣をふるって、マルスの攻撃を斬り伏せた!

 

「!」

「・・・・・!!」

 

何だ・・・!?

あの剣は・・・

 

「オマエの相手は・・・オレだァアア!!!!」

 

アスタはマルスに向かって突進していく!

マルスはアスタにむかって刃を投げつける!!

 

先ほどまでのアスタでは剣速がヤツの攻撃に追いつかず、払いのけれなかったが

今の剣は速い!!

 

余裕でなぎ払って進むアスタ!

 

「・・・!!」

 

ついにはその刃はマルスの本体にまで届いた!

しかし、マルスは炎回復魔法で体を覆っているため、即座に回復してしまう!

 

反撃を受け吹っ飛ぶアスタ!

 

「・・・・・・!!」

 

攻撃魔法は捌けるようになったけど・・・

あの炎の回復魔法がある限り、この剣じゃ止めは刺せねー・・・!

 

「・・・なにやってるのよ・・・バカスタ・・・」

「!ノエルさん・・・!」

 

「ノエル・・・・!!」

 

「・・・アンタは・・・王族の私が・・・

 認めてあげた下民よ・・・

 あんなヤツ・・・さっさと倒しちゃいなさいよ・・・

 アスタ・・・!!」

 

その瞬間、アスタの剣にオーラが灯った・・・!

 

「・・・・おう!任せとけ!」

「どけ・・・そいつを消してやる・・・!!」

 

「そんなことさせるかァァ!!

 オレには魔力が無い・・・!!

 だけどオレには・・・

 仲間がいる!!!!

 

アスタが剣を振ると剣先から波動が迸る!!

 

この力は一体!?

 

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