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【漫画レビュー】ピンキュー★★★ 第13話 最後の一振り【週刊少年マガジン31号】

■ピンキュー★★★
第13話 最後の一振り

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「レシーブ13回成功!促進ルールによりレシーブ側の蔵ノ一に得点が入ります!」

 

ガッツポーズをする一卓。

 

再びジュースになる。

そしてゲームは18対18。

 

異例の長さをみせていた。

 

1S、2Sと2試合とっている蔵高はここで3ゲームをとって勝負を決めたい。

一方の八乙女も、ここを落とせば負けるとあって、絶対に負けられない。

 

この両者の想いが、とてつもなく高い集中力を生み出していた。

 

どちらも負けられない気持ちでラリーを続ける!

 

 

 

今度は八乙女側のレシーブで13回のラリー・・・

18対19!

 

本来促進ルールは試合を長引かせないためのルールだが、

両チームの負けたくないという想いが、高い集中力を生んだ結果

ここまで試合が長引いてしまっているのだ。

 

ここまでくると勝利へのメンタルがものをいう。

すこしでも、そのバランスを崩せばあっという間に負ける・・・!

 

 

広瀬は思っていた。

 

このシーソーゲームを打破する為の何かが欲しい。

南雲は今までオレにスマッシュを打たせる為に動き回って相当疲弊してる・・・

 

オレが・・・オレが何とかできれば!!・・・と

 

「これでどうだ!」

 

八乙女赤坂のスマッシュ!!

頭を越えていく!これは決まってしまうのか!?

 

 

また南雲に・・・

 

「いいぞ広瀬!」

「え・・・?」

 

頭を越えて跳んでいく球を追う一卓!

 

「お前はガンガン打て!

 オレがどんな球でも・・・全部拾ってやる!!!

 

地面ギリギリ!落下すれすれの球に飛びつく一卓!

見事打ち返すことに成功!

 

 

南雲・・・

 

一卓はそのまま、コートに置かれたガードに激突!

ボールは回転しながら八乙女のコートへ!

ちゃんと入った!

 

「たまたま入っただけだろ!」

 

白松が後陣に下がる!

 

「こっちはあと1点だ・・・」

 

来る!

 

「あと1点で・・・オレたちの勝ちなんだよ!!」

 

白松が打った後陣からのループドライブ!

 

よし!フォアで返せる!

オレが甘い球しか返せないから南雲に負担を・・・

あの体勢からじゃ次の南雲のターンまで間に合わない・・・

ここでオレが決めるしかない!!

 

絶対に返されない強いスマッシュを

渾身の力で・・・

 

 

スカッ

 

 

広瀬のスマッシュは空を切った。

 

まさかの空振り!

 

18-20!

 

「赤坂・白松ウォンバイ1-3!!」

 

勝利の雄たけびを上げる八乙女の二人。

 

「くそおおおおおおおおお!!」

 

一方広瀬は悔しい気持ちを叫ばずにはいられなかった。

 

観客は良い試合だったと称しながら、最後の空振りに興ざめと言った感じだ。

 

 

「わ・・・悪い南雲・・・」

「何言ってんだ。最後のは仕方ねぇさ・・・」

 

「いや・・・だけど・・・」

「滑ったんだろ?汗で」

 

そういうと一卓は手ぬぐいで床の汗を拭った。

 

「助っ人の広瀬がこんだけ汗かくくらい頑張ってくれたんだ。

 負けたのは悔しいけど、嬉しい気もすんな」

 

「南雲・・・

 せっかくだからオレもみんなの役に立ちたかったんだけど・・・」

「広瀬はよくやってくれたよ。それにまだ一回戦敗退したわけじゃねーし。

 ・・・そう、まだ負けてねぇ・・・だから、次の一平太を応援しようぜ」

 

笑顔でそういう一卓。

 

「あ、ああ・・・」

 

ずっと卓球やってたこいつの方が本当は何倍も悔しいはずなのに・・・

 

「お疲れ様!凄かったよ広瀬くん」

「一平太!頼む・・・絶対勝ってくれ・・・!!」

 

広瀬は一平太の肩に手を置き、真剣な目で言う!

 

「う・・・うん!」

 

一平太!ガンバレ!!