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【漫画レビュー】僕のヒーローアカデミア No.49 緑谷と死柄木【週刊少年ジャンプ32号】

■僕のヒーローアカデミア
No.49 緑谷と死柄木

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全身にワン・フォー・オールの力を巡らせる出久!

グラントリノを前に、どう戦う!?

 

「ワン・フォー・オールを全身に張り巡らせた状態、

 そいつを維持したまま動けりゃ・・・

 体育祭の頃のおまえとは一線を画す!」

 

しかし出久は力の維持だけですでに精一杯の様子!

 

「さてどうするか・・・とりあえずは3分」

「3分・・・?」

 

「その間で俺に一発でも入れてみな!!

 

速い!!

一瞬にして出久の背後に回るグラントリノ!

 

しかし動きは目で追えている出久!

 

 

 

目では追えても攻撃をかわすことはできない!

グラントリノの蹴りを受けてしまう出久!

 

その瞬間にワン・フォー・オールが解けてしまう!

 

「情けない!!この程度反応出来んのなら救えるもんも救えんぜ!?」

 

縦横無尽に飛び回るグラントリノの攻撃にまるで反応できない出久!

 

「"平和の象徴"と謳われるような人間は、こんな壁トトンと超えていくぞ!!」

「・・・!!」

 

もっかい全身に巡らすには時間が・・・!!

一撃は重くない!

けど目で追えるスピードじゃない!!

 

少しでも時間を・・・

 

出久は這ってソファーの下に滑り込んだ!

 

「そこで時間を稼ぐのか!?馬鹿なことを!見えてるぞ!

 それじゃあ時間は稼げんぞ!!」

 

グラントリノがソファーに接近してくる!

その瞬間!!

 

タイミングを見計らっていた出久はソファーを弾き飛ばした!

 

「うおっ!!」

 

これにはグラントリノも怯む!

出久は片手にワン・フォー・オールの力を集中し解き放ち

ソファーをはじき飛ばしたのだ!

 

今だ!!

 

全身に力を巡らせる出久!

 

俺の動きを崩す為の誘いか

「こりゃやられた」

 

ワン・フォー・オール フルカウル!!

 

空中のグラントリノに飛びかかる出久!

全力の拳を突き放つが、空を切ってしまう!

 

「惜しい」

 

出久の背後に回避するグラントリノ!

着地する出久に迫る!

 

「うぅしろォ!!!」

 

・・・を取られてる時点で前回と同じだっつーのよ小僧!

 

しかし、出久はグラントリノの更に上に飛びあがった!

そして天上に足をつけ、踏ん張りをつけて腕を伸ばす!

 

しかし、これもグラントリノの顔をかすめるだけで当たりはしない!

 

「だーーーー!」

 

着地ぃぃぃぃいいい

 

というか、落下する出久!

そこをグラントリノに蹴飛ばされ、吹き飛ぶ出久!

 

「ぎゃっ!!」

 

3分を知らせるアラームがなる。

出久のワン・フォー・オールも同時に解けてしまった。

 

「3分」

「くっ・・・そお・・・!

 保つだけで難しい・・・コレ・・・

 まだまだ・・・だ・・・」

 

「いや・・・分析と予測から虚をつこうという判断・・・

 普段から色々考えるタイプだな小僧・・・」

 

たった三回の試考で・・・前とは劇的に変わった。

 

「(久々に本気で避けたっつうに)」

 

と、血をぬぐうグラントリノ!

 

こいつは化けるかもな

 

「よし後は慣れろ!ガンガン行くぞ!

 の前に、そういや朝飯食ってないな」

「食べ・・・あっ!てません!」

 

・・・・・・・

・・・・

 

その頃・・・悪の巣窟では・・・

 

「何を成し遂げるにも、信念・・・想いが要る。

 ない者、弱い者が淘汰される。当然だ。

 だからしぬ(こうなる)」

 

ステインはしがらきをを押し倒し、肩にナイフを一本、

首元に一本を突き付けている。

 

「ハッハハハ・・・!いってえええ。強過ぎだろ

 黒霧!こいつ帰せ、早くしろ!」

 

「身体が動かない・・・おそらくヒーローごろしの"個性"・・・」

 

「"英雄"が本来の意味を失い、偽物が蔓延るこの社会も、

 徒に"力"を振りまく犯罪者も、粛清対象だ・・・ハァ・・・」

 

ステインはシガラキの口元の手に刃をむける。

 

「!!ちょっと待て待て・・・この掌は・・・駄目だ」

 

シガラキはナイフを素手でつかんで止めた。

 

「!」

「ころすぞ」

 

握った刃が砕けていく・・・いや腐食・・・!

 

「口数が多いなァ・・・信念?んな仰々しいもんないね・・・

 強いて言えばそう・・・オールマイトだな・・・

 あんなゴミが祀り上げられてるこの社会を

 滅茶苦茶にブッ潰したいなァ、とは思ってるよ」

 

シガラキの威圧感に気圧されるステイン!

 

ナイフを完全に腐食させ塵に変えたシガラキはステインを跳ね飛ばし、

起き上がった。

 

「せっかく前の傷が癒えてきたとこだったのにさ・・・

 こちとら回復キャラがいないんだよ。

 責任とってくれんのかぁ?」

 

「それがおまえか・・・」

「!?は?」

 

「おまえと俺の目的は対局にあるようだ・・・だが

 『現在を壊す』この一点に於いて俺たちは共通してる・・・」

「ざけんな帰れ。しね。"最も嫌悪する人種"なんだろ」

 

「真意を試した。し線を前にして人は本質を表す。

 異質だが・・・"想い"・・・歪な信念の芽がおまえには宿っている

 ・・・・・おまえがどう芽吹いて行くのか・・・

 始末するのはそれを見届けてからでも遅くはないかもな・・・」

 

「始末すんのかよ・・・

 こんなイカレた奴がパーティメンバーなんて嫌だね俺・・・」

「し柄木弔、彼が加われば大きな戦力になる。交渉は成立した!」

 

「用件は済んだ!さァ"保須"へ戻せ。

 あそこにはまだ成すべき事が残っている」

 

 

その頃保須の飯田は・・・

 

「まーこんだけ街中が警戒モードだと敵も出てこれないよね」

「・・・・・・そうでしょうか・・・」

 

"ヒーローごろし"ステイン

情報を集めてすぐわかった。

 

奴はこれまで出没した7ヶ所全てで

必ず4人以上のヒーローに危害を加えている。

 

目的があるのか、ジンクスか知らんが必ずだ。

 

保須ではまだ、兄さんしかやられていない。

 

『天哉・・・・ごめんなァ・・・』

 

奴はこの街に再び現れる可能性が高い。

 

来い・・・!!

この手で始末してやる

 

復讐心に駆られる飯田天哉!

これはやばいですぞ・・!!

 

■前回

 

■次回

 

■僕のヒーローアカデミア感想まとめ