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【漫画レビュー】背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~ STEP9 眠れぬ夜に【週刊少年ジャンプ32号】

■背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~
STEP9 眠れぬ夜に

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試合十日前・・・

雅春はあらゆる場所で暇さえ見つけてはステップ練習や

ライズ&フォールの練習をしていた。

 

「沈んでー上昇ー!振り子をイメージしてー上昇ー!

 気をつけてつっちー、かかと下ろすタイミング早いわよー!」

 

「はいい・・・!」

 

難しい・・・!

ワルツ・・・!

 

難しい・・・!

ライズ&フォール・・・!

 

夜は夜で公園でエリちゃんと練習する雅春。

 

 

試合七日前・・・・

 

やっぱり足首の筋力がまだ足りてないのかな・・・?

もっと普段の生活に筋トレを組み込んでみよう・・・

 

そういって日常生活に変な移動法を取り入れる雅春w

どうみても不審者ww

 

 試合四日前・・・

 

「そう!いいわよわたりちゃーん!

 もう一人でならライズ&フォールバッチリね!」

 

「ッ・・・・・・」

「おいてかれてんぞ」

 

「が・・・頑張りまふ・・・!」

 

 

夜・・・

一人で黙々と練習する雅春。

 

やっぱりすごいなわたりさん・・・!

僕が足をひっぱるわけにはいかないぞ・・・!

 

なんとしても・・・試合までには・・・!

 

 

試合二日前・・・・

 

「いちにとさんっ、いちにっさんっ!いちにっさんっ!」

「フフフオッケー二人とも・・・!

 ギリギリ試合前になんとかサマになったわね・・・!

 ひとまずワルツの基本足型とライズ&フォール合格よ!」

 

「よッ・・・よかったぁ~!」

と、へたり込む雅春とエリちゃん。

 

無事部長からのお墨付きも頂けたようだ。

 

「フフフまだ怪しいところはいっぱいあるけどね。

 でも、ホールドしっかりして、姿勢もピンとまっすぐしていれば

 基本足型だけでも十分戦えるわよ!」

 

この言葉に笑顔になる二人。

 

「そしたら最後にも一つアドバイス。

 試合中はできる限り笑顔でいること!

 

 初めての試合だし、そりゃ緊張の度合いもハンパないでしょうし

 固まっちゃって動けなくなっちゃうこともあるかもしれない。

 でも、そういう時はまず笑顔!

 無理矢理にでも笑ってしまえば、その内本当に楽しくなって

 緊張もやわらぐってものよ!」

 

「ふへへへへへ」と笑いだす八巻先輩w

「ふひひひひひ」と笑い出す秋子先輩ww

 

「そう!楽しそうな笑顔は審査員にも好印象よ!

 困ったらまず笑顔!笑顔でいれば全て解決!」

 

雅春も、エリちゃんも笑う練習をするw

雅春wwwとんだキチスマイルだなww

 

「それじゃ今日のところは日曜(あさって)の試合に備えてー!

 解ッ散ッ!!」

『ありがとうございましたー!!』

 

翌日土曜日・・・

試合前日

 

「はいっこれで衣装の受け渡し完了ね」

 

みんなは部長の家で衣装を受け取る。

テンションあげるもの、緊張するもの・・・その思いは様々。

 

 

これが・・・僕の燕尾服・・・レンタルだけど

うおお・・・ホントに明日試合なんだ・・・

 

今更ながら試合を実感する雅春w

 

「さて、そしたら女子組ヘアセットしに美容院いくから」

「え?び・・・美容院・・・?」と聞く雅春。

 

「髪上げって言ってね、試合用に髪型セットしにいくのよ」

「まっ男の場合は簡単だから美容院にいく必要なんてないけど

 女のあたしらは色々大変なのよねーッ!」

と秋子w

 

「じゃわたりちゃんいこっか」

「ごめんあそばせー」

 

そう言って去っていく女三人組。

 

わざわざ美容院にいくんだ・・・

知らなかった・・・

 

「あれ?ってことは今日はこの後練習したりはしないんですか?」

「ま、そうなるわね。でも別に一人錬はしてもいいのよ?」

 

「そ・・・そうです・・・か・・・」

「そうだわ、つっちーそしたら今からうちにあがっていきなさいな

 ヘアセットのやり方わからないでしょ?教えたげるわよ!」

 

「えっあッ・・・ハイ・・・!お願いします・・・!」

「八巻ちゃんもよ、付き合いなさい」

「ヘイヘイ」

 

その夜・・・

両親に試合の話をする雅春。

前日に聞かされたお母さんとお父さんは

用事があるとかで試合は観にいけないらしい。

 

そもそも、かなり遠くで行われるようだ。

何かと金が掛かるようだな。

競技ダンス部。

 

色々質問攻めにあう雅春w

なんとか振り切って自室へ。

 

時間はまだ9時・・・

しかし明日は5時起きということもあって、寝ようか迷う雅春。

 

電気を消し、セットした髪型を崩さないようにうつ伏せで布団に入る雅春。

中々寝付けない上に、試合のことが気になってしまい、

もぞもぞと起き出し、一人ステップの確認をする。

 

しかし狭い部屋なのと、一人でやってもタイミングが掴めないとのことで

諦めてしまう雅春。

 

そんな折、エリちゃんからLINEメッセが飛んできた。

起きてるか聞いているようだ。

 

どうやら彼女も髪型を崩さないように気をつけてたら寝れなくなっちゃったらしい。

 

雅春は、もしよかったらと彼女を練習に誘った。

すると、「いいよー」と返事が!

 

雅春はいつもの公園へ急いだ。

そこには髪をびしっと決めたジャージのエリちゃんの姿があった。

 

「こんばんわ」

「・・・髪・・・!」

 

「うん。土屋くんも・・・!

 変・・・じゃ・・・ない・・・?」

 

と照れくさそうに聞くエリちゃん!

 

「変なものかね!」と雅春。

 

二人は試合前の最後の練習を始めた。

 

 

・・・・・・

・・・

 

「あー練習できてよかった。

 もう試合明日なのに今日全然練習しなかったからさ。

 すごい良いタイミングでラインくれたなわたりさんって思って・・・!」

 

「私も・・・練習どうかなって思って・・・

 でも土屋くん寝てたら悪いしって・・・」

 

「そっかー。わたりさん最近ずっとハリきってたもんね・・・!

 こりゃあ明日の試合も一回戦?突破?とか・・・いくかもわからんよね!

 なんつって!」

「ね・・・」

 

※一回戦という概念はない。

 

「でもホントに・・・土屋くん起きててくれてよかった・・・

 うまくできなかったらって・・・不安で・・・

 友達と・・・電話とかしようかなって思ったけど・・・

 

 やっぱり・・・土屋くんと・・・

 会って練習できたら一番いいかなって思ってたから・・・

 だから・・・ありがとう・・・

 ちょっと・・・安心した・・・」

 

どこかで・・・不安なのは僕だけかもって思ってた自分がいた・・・

わたりさんのが覚えも上達も早いし・・・

わたりさんも初試合なんだから不安であたり前だ

 

「わたりさんわたりさん・・・!大丈夫・・・!

 笑顔、笑顔・・・!」

 

とキモスマイルをする雅春w

 

「部長も言ってたじゃない・・・!笑顔でいれば大丈夫だよ・・・!」

「ぷはっ、土屋くんっ・・・その顔っ・・・!」

 

耐え切れず噴出すえりちゃんww

 

ここで僕がリードせにゃ・・・

男じゃねえぜってね・・・!

 

「えっ机にうつ伏せで寝るの!?そりゃ眠れないわけだ・・・!」

 

女子は大変そうだなぁ(((( ;゚д゚)))