■ピンキュー★★★
第14話 前へ
いきなり一平太の試合になってる。
しかもすでに第5ゲーム!
一平太がリードしていたようだが、
第5ゲームではジュースに持ち込まれているようだ。
相手のロンゲが連続4得点をあげ、追いついてきたようだ。
ゲーム内容は、1・2ゲームを一平太が獲ったが、
3・4ゲームは獲られてしまったようだ。
そして今、第5ゲーム・・・!
10-10のジュース!
明らかに流れは八乙女高校の半田にきてる!
「顏上げろ一平太!!まだ終わってねぇぞ!!」
南雲が喝を入れる!
「部長から聞いたぞ!お前が一人で部を守ってる間、
ひたすらサービスの練習してたって。
卓球やりたくて強くなりたくて一人になっても磨き続けたもんだろ!
お前は誰にも負けねぇ武器もってんだ!
絶対勝てる!!」
"誰にも負けない"武器・・・
『チームの勝敗の鍵を握るのは結城氏ということだ』
本当に部長の言った通りになった・・・
蔵高が勝つには・・・
僕が勝たなきゃいけないんだ!!
「サービスだけキレてても勝てないぜ。
しかもそのキレも衰えてる・・・もうお前には・・・
勝てる要素はねぇんだよ!!」
そういってサーブを打つ半田!
ここが正念場だと見る部長の棟方。
ここまでサービス側の時は点が取れてる反面、レシーブ側の時の得点率は低い。
ゲームポイントをサービスで迎えられれば勝機はある・・・
その為にはこのポイントは絶対欲しい!!
しかし一平太のレシーブは弱い!
これを見逃さず、すかさず角度をつけたバックハンドで返してくる半田!
「やべって!今回あれにやられてんだよ!!」思わず声を上げる広瀬。
このボールは落とせない!
やっとみんなで卓球が出来るようになって・・・
念願の大会にも出られて・・・
めちゃくちゃ嬉しいんだ!
だから1回戦なんかで終わりたくない!!
もっと・・・
もっと卓球をやりたい!!
なんとか倒れながらも返す一平太!!
「入れーーー!!」
なんとか台に入る球!しかも半田はそれに反応できず、一平太の点に!
「よしよしよし!よぉおぉおぉぉし!!」と喜ぶ一卓!
「こいつ・・・」
あと1点・・・
息も絶え絶えにサーブを構える一平太。
あと1点取れば僕たちの勝ち・・・
ここで決める・・・
進むんだ 前へ・・・
南雲くんが来てから僕たちはこんなにも戦えるようになった。
それはただ戦力が一人増えたということじゃなくて
南雲くんのお蔭で僕たちの意識が変わったから・・・
夢は掴みに行くものだって・・・
これから僕たちは・・・
「もっと強くなる!!」
放たれた一平太のサービス!
「またバックハンドきた!!」
半田もしぶとく粘る!
しかし、これはネットに阻まれた!!
「サービスエース・・・」
「か・・・」
「勝ったぁぁあああ!!」
見事12-10で一平太が勝利!
蔵高は1回戦突破を決める!
「やったあああああ!!」
大喜びの一平太。
「やったよ南雲くん!」
「おお!良くやった、金メダル級のプレーだ!ナイスサービス!」
と親指を立てる一卓。
「あはっ」
蔵高初戦突破を試合をしながら確認する、王者雪平。
上がって来い・・・一卓!!
と笑みを浮かべる!
・・・・
・・
「やったぞー!!結城氏、広瀬氏、南雲氏ぃぃぃいい!!」
「喜ぶタイミング遅くないすか?」
「さっきは審判という手前抑えてたからな」
と、意外と常識人な部長ww
「喜んでばかりもいられないですよ。2回戦も手強そうです。次シード校ですし」
「うむ・・・」
「だっはっは、シードだろうが何だろうが次も勝つ!」
「キミね!そう簡単に言うけど・・・」
「蔵高には体調万全の部長がいる!
試合中にも急成長する広瀬がいる!
最強のサービスを持つ一平太がいる!」
「そして南雲くんが・・・でしょ?」
「わかってるね一平太!誰にも止められねぇさ!
オレたちの力を合わせれば誰だって倒せる!!
行くぞみんな!蔵高伝説の始まりだ!!」
『おっしゃあ!!!』
と終わってしまいましたね・・・ピンキュー(´・ω・`)、
面白いとはおもったんだけどなぁ。
キャラの個性が若干弱かったかなぁ。
次回作に期待したいと思います!