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【漫画レビュー】ベストブルー 第1話 スイマーの素質 中編【週刊少年ジャンプ33号】

★新連載
■ベストブルー
第1話 スイマーの素質

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■前編はこちら

 

8月2日・・・

拓海の挑戦は幕を開けた!

プールでタイムを計る拓海!

 

しかし結果は・・・

 

「どうだっ!!?」

「・・・56秒28」

 

1Fr48秒99を出すと約束した拓海だが、

そのタイムに届くには今より7秒も縮めなければいけない。

 

「ぜーんぜん届いてねーな」

「くっそもう一回・・・いやっその前に泳ぎ見直す!!」

 

「はい交代~小学生が使う時間でーす」

「何っ!!?もう!?」

 

拓海、泳ぎ方の本見てフォーム学んでるのかw

 

「でもなかなかのタイムよ青野君。都大会なら決勝残れるかも!」と澪。

 

タイムに詳しいってことは、この子も競泳やってんのかねぇ。

しかし、あんだけでかくてやれるものなのか。

 

「それでも伝説にゃあ7秒も差がある。

 全国目指すにゃまーだまだだなァ。大丈夫かな~?」

「・・・・・!!るせぇ次だ次!!」

 

「まっせいぜい頑張れよ~」

 

 

 

8月8日・・・

 

お食事処・食物連鎖www

スゲェ名前だなw

 

拓海と兄ちゃんが食事してる。

 

「お前さスイミングスクールとかいかねーの?」

「ねーんだよ島には!プール開きは唯一泳げるチャンスなの!」

 

「あっそ」

 

「毎年一人でよく飽きないねぇ拓ちゃんは!!

 冬だってずっと走ってるもんねぇ!今じゃ島の誰より速いのにねぇ~」

と店のおばちゃんが言う。

 

「・・・・」黙って拓海を見つめるお兄さん。

 

「オラいくぞ昼のプール!!いつまで喰ってんだ監視員!!」

「んだとクソガキ!!」

 

 

8月13日・・・雨

 

「・・・よく聞けー。雨天の場合はプール使用不可。

 つまりは泳いじゃいけねーって・・・

 言ってんだろこの野郎!!

 

「やかましい!雨じゃねーよこんな小雨」

 

「小雨は雨だろ!!」

 

雨の中泳ぐ拓海w付き合うお兄さん優しいなw

澪も毎日付き合って大変だなw

 

「嫌なら帰れよ一人で泳ぐから!!」

「帰れねんだよ一人でも泳いでたら!!ったく・・・」

「毎日毎日これでほぼ2週間ね~。

 少しは成果が出るといーんだけどねー」

 

「心配すんなよ。今日は何かすっげー調子いいんだ。

 今日こそ記録出せそーだぜ・・・!!」

「・・・・・・」

 

全力で泳ぐ拓海!

そして一気にゴールへ突き進み、

ダァン!と力強くゴールにタッチする拓海。

 

「・・・っどうだ!今のはいい線いってたんじゃないか!?」

「・・・・・あー・・・56秒32・・・昨日より0.2秒遅かった・・・かな」

と、澪は申し訳なさそうに教える。

 

「・・・・」落ち込む拓海を黙って見つめるお兄さん。

 

当たり前だ。

腕回す事ばっか気がいってるようだが、肝心のスカーリングが下手すぎる。

ただの棒でボートこいでる様なもんだぜ。

 

何でそんな基礎もできてねーんだよ。

 

・・・と

基礎すら教えてくれる奴もいねーのか島には・・・。

 

今日で夏休みは約半分。

自己ベストすた出る気配もねー・・・そろそろ限界だな。

 

 

自身が足の負傷で限界を感じた姿を拓海に重ねるお兄さん。

 

 

そう・・・限界だ。

諦めが肝心だぜ少年・・・!

 

「・・・よし。もう一本!!」

 

拓海の目は全く諦めていなかった。

 

「青野君~今日はこの辺でやめとこ?風邪ひくよ!」

「大丈夫だって。何だよこのくらいの雨で」

「やめとけよ」

 

「!」

「お前・・・本気で48秒なんて出せると思ってんのか?

 何でそこまでひっしになる。マジで泳ぐのが楽しくて仕方ねーとか

 そういう変人(アレ)か」

 

「・・・別にそういうわけでもねーよ」

「!」

 

「確かに島じゃはり合う奴もコーチも・・・仲間もいねぇ。

 ふともう違うことやってみるかって思ったりもしたよ。

 やめてやるって思った事も何度も。それでもさァ

 それでもダメなんだよ。泳ぐのだけはやめられねぇ

 

するとお兄さんに電話が掛かってきた。

出てくるといって、プールをあとにするお兄さん。

 

「おいっ職務放棄かコラー!!」

 

・・・・・

・・・

 

「・・・ですからその件はお断りしますと・・・はい。失礼します」

 

『諦めが肝心』・・・・だろうが・・・!!

 

 

それから拓海は練習を重ね・・・

そして・・・気がづけば8月30日・・・

最後の一日!!

 

「・・・いーかァ。明日にゃプールも閉まる。

 どの道ここで48秒に届いても、明日にはオレ達も東京へ帰る・・・

 それでもやんのか?」

 

「・・・やるさ。ここまできたら意地の問題だ!!」

 

「じゃいくわよ!泣いても笑っても今日が最後!用意!!」

 

激しくプールに飛び込む拓海!

 

・・・届け

届け

届けェ!!!

 

ダンッ!!

ゴールに手を着く拓海。

 

「56秒・・・15」

 

タイムは以前より良くなってきているが、

それでも目標の48秒には遠く及ばない・・・。

 

果たして拓海は目標タイムに届く事はできるのか?

後編へ続く・・・

 

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