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【漫画レビュー】僕のヒーローアカデミア No.50 ぶっころす 後編【週刊少年ジャンプ33号】

■僕のヒーローアカデミア
No.50 ぶっころす

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■前編はこちら

 

・・・一方動き出す敵の影。

 

黒霧のワープゲートで保須市にやってきたステインとシガラキ。

 

「保須市って・・・思いの外栄えてるな」

「この街を正す。それにはまだ・・・犠牲がいる」

「先程仰っていた"やるべき事"という奴ですか?」と黒霧。

 

おまえは話がわかる奴だ」

「いちいち角立てるなオィ・・・・」と、イラつくシガラキ。

 

「ヒーローとは偉業を成した者にのみ許される"称号"!

 多すぎるんだよ・・・英雄気取りの拝金主義者が!

 この世が自ら誤りに気付くまで俺は現れ続ける」

 

そう言って街の中に飛び込んでいくステイン。

 

「あれだけ偉そうに語っといて、やる事は草の根運動かよ。健気で泣けちゃうね」

「・・・そう馬鹿にも出来ませんよ」

 

黒霧が言うには、ステインが現れた街は軒並み犯罪率が低下しているらしい。

一部の評論家が「ヒーロー達の意識向上に繋がっている」と分析したことで

バッシングを受けたこともあるという。

 

「それは素晴らしい!ヒーローが頑張って食いぶち減らすのか!

 ヒーローごろしはヒーローブリーダーでもあるんだな!

 回りくどい!!

 

 やっぱ・・・合わないんだよ根本的に・・・ムカツクしな・・・

 黒霧、脳無出せ。俺に刃ァつき立てて、ただで済むかって話だ。

 ブッ壊したいなら、ブッ壊せばいいって話・・・ハハ。

  

 大暴れ競争だ。

 あんたの面子と矜持潰してやるぜ大先輩

 

黒霧のワープゲートから現れた三体の脳無・・・。

気持ち悪すぎる・・・・

  

 

 

そのころ新宿に向かう新幹線・・・

 

「着く頃には夜ですけどいいんですか?」

「夜だから良い!その方が小競り合いが増えて楽しいだろ」

 

「楽しかないですけど納得です・・・」

 

スマホを見る出久に

「座りスマホ!!まったく近頃の若者は!」

 

ってww座りスマホはええだろww

 

出久は飯田に送ったラインが既読なのに返信がないことが気になっていた。

いつもなら3分以内に返事がくるからだ。

 

その時だった

 

『お客様、座席にお掴まり下さい、緊急停止します・・・』

 

アナウンスとほぼ同時に急ブレーキが掛かる新幹線。

そして止まるやいなや、出久の席からわずか数座席前の壁が突如破壊され、

人が飛び込んできた!!

 

飛び込んできたのはどうやらヒーローのようだ。

何者かと交戦し、吹っ飛ばされたようだ。

 

そしてそれを追ってくるように車内に現れたのは一人の脳無!!

 

車内に轟く悲鳴!

出久はその禍々しい姿から、相手が脳無だと即座に認識!

 

「小僧座ってろ!!」

「え!?」

 

グラントリノが脳無に体当たりして、一緒に新幹線の外に飛んで行ってしまった!

新幹線は何故かまた走り出してしまっている!

 

「グラントリノ!!グラントリノォ!!」

 

走る車内からグラントリノの名を叫ぶ出久!

その時、脳無の攻撃で開いた穴から見える景色・・・

遠くで爆発が起きているのを目撃する出久!

 

「!!」

 

何が起きた!!?

何だ今の!?

この街・・・保須だよな・・・!?

飯田くん・・・!

 

 

・・・・

・・・

 

一方パトロール中の飯田たち

 

「マジかよ。このご時世に馬鹿だな!天哉くん!現場行く!走るよ!」

「・・・・・・」

 

先に行く先輩ヒーロー。

飯田は爆発があった方向とは全く別の、路地裏に只ならぬ気配を感じた。

そして、その歩を路地裏に向けた。

 

 

「騒々しい・・・阿呆が出たか・・・?

 後で始末してやる・・・今は・・・

 俺が為すべき事を為す

 

路地裏で男の顔面を掴み、壁に押し当てるステイン。

 

「身体が・・・動かね・・・クソやろうが・・・!!しね・・・!」

「ヒーローを名乗るならしに際の台詞は選べ」

 

その瞬間、ステインの背後に現れる影!

それを察知し、凄まじい斬撃が背後の影を襲う!

 

紙一重!!

ヘルメットとメガネを吹っ飛ばされたが、なんとか首は繋がっている!

そう・・・背後から近付いたのは飯田!

 

「スーツを着た子ども・・・何者だ」

「ぐっ・・・!」

 

バランスを崩し倒れる飯田!

 

「消えろ。子どもの立ち入っていい領域じゃない」

「血のように紅い巻物と全身に携帯した刃物・・・

 ヒーローごろしステインだな!そうだな!?」

 

「!」

「お前を追ってきた。こんなに早く見つかるとはな!!

 僕は・・・」

 

ステインは飯田の目前に刃を突き立てた。

 

「その目は仇討ちか。言葉には気を付けろ。

 場合によっては子どもでも標的になる」

 

「標的・・・ですら・・・ないと言っているのか」

 

立ち上がる飯田。

 

「では聞け、犯罪者。僕は・・・!

 おまえにやられたヒーローの弟だ・・・!!

 最高に立派な兄さんの弟だ!!

 兄に代わりおまえを止めに来た!!」

 

 

『この名・・・受けとってくんねえか?』

 

 

「僕の名を生涯忘れるな!!

 インゲニウム、おまえを倒すヒーローの名だ!!」

 

「そうか。しね」

 

仇を討てインゲニウム!!

 

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