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【漫画レビュー】七つの大罪 第132話/僕たちに欠けたもの 前編【週刊少年マガジン33号】

■七つの大罪
第132話/僕たちに欠けたもの

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ジェンナは不思議な力で、ギルサンダー、ハウザー、グリアモールを回復させた。

ギルサンダーとハウザーは目を覚ましたようだ。

 

一方キングはヘンドリクセンに突っかかっていた。

やはりヘルブラムの事は許しがたいことのようだ。

 

「・・・返す言葉も弁解するつもりもありません・・・

 いずれ、報いじゃ受けるつもりです」

 

「いずれ?」

「でも、少しだけ待ってください。

 十戒の手から王国を・・・ブリタニアをし守し、友を救い出す、その時まで」

 

「・・・そんなの知ったことか!!」

 

パンパン!

ジェンナは手を叩いて、皆を鍛錬に急かせる。

 

「正直今はそんな気分になれない」と、キングは顔を背けてしまう。

「ま、よかろう。もっとも十戒共にはこっちの気分も都合も関係ないじゃろうが」

 

そんな最中、黒妖犬のオスローがキングを追って着いてきたようだ。

 

 

そんなやり取りをしながら、一行は修練窟の入り口へ移動した。

ジェンナは装備品は全て外すように皆に言う。

なんでも、己に潜在する力をより感じ、

引き出すためには裸になるのが一番なんだという。

 

とはいえ、丸腰はあれということで、ジェンナ特性の、

魔力を込めたトネリコの枝を各自に渡した。

 

 

 

ホーク、スレイダー、ギルサンダー、グリアモール、ハウザー

アーサー、オスロー、ゴウセルが試練に参加するようだ。

 

マーリンは霊体のため参加できない様子。

またキングの姿も見えない。もしかしたらオスローの中かもしれない。

 

「では、中に進むがよい。入れば自動的にはじまる」

 

ホークが先頭をいくw

てかホークの鍛錬っていったい・・・w

 

先に進むと広がるのは漆黒の闇、いつしか他の面々とはバラバラになり、

前方の光に飛び込むホーク!

 

・・・・・・

・・・

 

一方ギルサンダーとハウザーは同じ場所に出ていた。

どうやら先程と同じで一緒の組らしい。

試練が始まると闇から一転、明るい洞窟内といった感じだ。

 

女神の琥珀なる様々な形の琥珀が宙に無数に浮いている。

どうやらその中から一つを選ばなければならないらしい。

 

試練中はジェンナの声が聞こえるようで、

好きなものを選ぶか、さっき2人をボロ雑巾にしたものを出してもいいという。

 

ギルサンダーは迷い無く、先程の相手を所望した。

控えめな相手と戦っても意味はない・・・そういう腹づもりのようだ。

 

ジェンナはすぐに2人の背後に相手を召喚!

人の大きさを凌駕する巨体のドラゴン!

 

「来るぞ!!」

「イキナリかよ・・・!!?」

 

2人は棒切れを構える!

ドラゴンはその巨体に見合わぬジャンプ力で跳びあがった!!

まるでゴムまりのようだ!

 

ギルサンダーは"雷帝の鉄槌"で攻撃するも、まるでダメージはない!

ハウザーも"ライジングトルネード"で攻撃をするが、まったくものともしない!

 

ゴムまりのように撥ねたかと思えば、

超重量で着地!地面が割れる!!

 

まともに食らえばミンチになるぞ・・・!

 

「やっぱ強ぇ!!泥土竜(クレイドラゴン)だっけ?

 雷もたいして効かない上に、風じゃびくともしねぇ重さ・・・

 こんな棒きれの出力じゃ勝ち目ねぇぞ!!

 もっとまともな武器じゃなきゃ・・・」

 

クレイドラゴンは容赦なく攻撃を続ける!

2人は避けるしかすべがない!

 

「それじゃ鍛錬の意味がないだろ!!」

「じゃあどうやって勝てっつーのよ!?」

 

「少なくともいつもと同じ戦い方では勝てない・・・!!」

「なんの答えにもなってねぇし!!こうなったらヤケクソだ!!」

 

「バカ!!そのせいでさっきはボロ負けしたんだぞ!!」

「真面目に考えたって勝ち目ねぇだろアホ!!」

 

いい加減なんだよお前は!!」

「お前が堅ブツすぎんの!!」

 

言い争う2人!

しかしクレイドラゴンは待ってはくれないぞ!

 

後編へ続く