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【漫画レビュー】七つの大罪 第132話/僕たちに欠けたもの 後編【週刊少年マガジン33号】

■七つの大罪
第132話/僕たちに欠けたもの

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■前編はコチラ

修練窟で修行を積むギルサンダーとハウザー。

言い争いの中で、それぞれ昔を思い返していた。

 

・・・・・

・・・

 

「ギル坊よ。お前堅物すぎるぞ」

 

少年時代、メリオダスに言われるギルサンダー。

 

「ひ・・・ひどいよぉメリオダスさん!!

 剣の修行中に石を投げるなんて・・・!!」

 

頭にたんこぶが出来て、涙ぐむギルサンダーw

 

「いいかね少年?」

「は、はい」

 

ビシビシとたんこぶを叩きまくるメリオダスw

 

「いたいいたい!!」

「・・・というふうにだな、話をしている最中、

 いきなり不意をつかれるかもしれん

 お前が正しく剣を構えているところで、弓矢で攻撃してくるかもしれん

 お前一人に対して、何人・・・いや何匹で襲ってくるかもわからん。

 どんな大きさかもわからん、それが実戦ってもんさ」

 

黙り込むギルサンダー。

 

「正しい剣技を学ぶのもいいけど、型通りだけじゃ強くなれねぇぞ。

 もっと頭を柔軟にしろ」

「柔軟って・・・どうすればいいんですか・・・?」

 

「ハウザーでも見習え」

 

必さつグルグルタイフーンで植え込みを荒らすハウザーw

 

 

 

・・・・

・・・

 

堅物という言葉を聞いて昔を思い出したギルサンダー。

 

「フッ」

 

と笑みを浮かべる。

 

・・・・・

・・・

 

一方、ハウザーもまた、いい加減という言葉で過去を思い出していた。

 

「ハウザー、いい加減すぎるぞ」

 

ドレファスに叱られるハウザー。

額に木の小刀を乗せてバランスをとってみせる。

 

「ドレファス様、ただ型通りの剣の練習なんてつまんないスよ~

 要は勝ちゃいいんでしょ~?俺下町じゃケンカ負けたことないから」

 

「なるほど。では、この私と勝負して勝つことができるか?」

「ム・・・無理無理!!敵いっこないに決まってんでしょ!!」

 

「・・・ならばハウザー。

 お前は実戦で自分が勝てそうな相手だけをいちいち選ぶのか?

 お前はイジメは大嫌いだったんじゃなかったのか?」

 

言葉が胸にグサグサと突き刺さるハウザーw

 

「いいか、ハウザー。己より強い相手にただがむしゃらに突っ込めば

 負けは目に見えている。万が一にも勝機をつかむには、まず

 冷静に考える頭と正しい型を覚えることが大事なんだ。

 

 お前の父親は鍛冶屋だったな・・・?

 熱く焼けた鉄を何度も何度も正確に打つことで

 強い剣を鍛えるのだろう?

 

 ギルサンダーを見てみろ」

 

「へ?」

 

「毎日ああして同じ練習を繰り返すことで確実に腕を上げている」

「へっ!ギルは頭が堅いからな~」

 

ゴンッ!とぶたれるハウザーw

 

・・・

・・・・・

 

「へっ」

 

2人して笑みを浮かべる。

クレイドラゴンの地中からの攻撃をいなすと、ギルが声をかける。

 

「ハウザーいいか?」

「あン?」

 

「少し試してみたいことがあるんだ・・・」

「・・・そりゃ奇遇だな。俺もだ!!」

 

2人は棒を構える。

 

その光景を外で見ているジェンナとマーリン。

 

「ほ~~~~~~?さすが2回目ともなると少しは摑めてくるか・・・」

「ギルサンダーにハウザーか・・・おもしろいなこの二人・・・

 闘級に変化が生じ始めた

 

マーリンも驚くその力とは!?

次回に続く!