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【漫画レビュー】ベストブルー 第2話 地獄の特訓 後編【週刊少年ジャンプ34号】

■ベストブルー
第2話 地獄の特訓

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■前編はこちら

 

そうして日曜の夜!

 

家族の歓迎を受ける淙太w

拓海の両親&妹 初お目見え

イケメンに弱いらしいw

 

『お前ンとこの親御さんに話があるんだよ』

 

話って・・・何!!?

何しにきたのこの人!?

 

「ねぇコー・・・」

「ん?何だオイ、もう二階で勉強するって?

 いやぁできた息子さんですねぇ!」

 

「はぁ!?誰が・・・」

 

睨みつける淙太w

結局自室に追いやられた拓海w

 

「何だ、何企んでんだあの金髪・・・!?

 親に監視でもさせるつもりかっ・・・!?」

 

『毎日筋トレと勉強をサボらないように見張り続けて下さい

 雑念を消すためにベッドの下のエ口本も捨てて下さい』

 

「・・・とか言って、いくらコーチでも、

 そこまで介入されるのは我慢ならんぞ!!

 断固阻止しなければ!!」

 

そんな暴走気味の兄を見て心配になる妹w

 

 

「しかし~拓に水泳教えるのは大変でしょう。

 泳ぎ上手いっても素人ですしあいつ」

 

三人が話してる部屋の前まで来た拓海。

そっと様子をうかがう。

 

「オレ達にゃあ何とも分かりませんが本当にあいつに

 本土に出て水泳やれる程の技量ってあるんでしょうかね?」

 

「そう・・・ですね。正直今はまだそれが足りているとは言えません。

 ですから今日はご両親にお願いがあってきました」

 

!!

やーっぱりそうかコーチめーッ!!

いくら何でもそれはっ!

こうなりゃ直談判だ!!

 

「!?」

 

両親に頭を下げる淙太。

 

「あいつは今・・・とんでもない練習量を毎日泳ぎ続けています。

 この『泳ぎ続ける』って事は想像よりずっと困難で、

 水泳にとって何より大事な事です。

 

 あいつには才能があるんです。

 ですからお願いします。

 オレに息子さんを預からせて下さい。

 

 どうしても・・・

 あいつに見せたい景色があるんです・・・!!

 

淙太の思いを知った拓海。

 

・・・・・

・・・

 

 

「遅くまですみません。お邪魔しました」

「コーチ」

 

「見送りとかいらねーぞ。勉強しろ勉強!」

「あのさコーチは、全国優勝した時、どんな感じだった?」

 

「!・・・ま、そら嬉しかったさ。

 仲間とぶつかり合いながら、毎日ひたっすら泳ぎまくって

 しにもの狂いで勝ちとった頂点だ。今でも忘れらんねーよ。

 自分のあがいた分が初めて報われたあの瞬間は・・・」

 

そう笑みを浮かべる淙太。

 

「おいそれより早く戻れ!勉強!!」

「あっうん。じゃ、お休みコーチ!」

 

『どうしても・・・あいつに見せたい景色があるんです』

 

「・・・恵まれてんなオレ・・・」

 

バチン!

拓海は両頬をバチンと叩いた!

 

「・・・っし!!」

 

 

特訓18日目・・・

 

「うーし、今日もやんぞー、おらアップしろ青・・・」

 

すでに泳いでいる拓海の姿が。

 

「・・・・?」

「おうコーチ。アップもう終わってるぜ!」

 

「え・・・何お前、生き生きと・・・気持ち悪っ」

「気持ち悪い事ないだろ!!」

 

「好きな娘のパンツでも見れたかよ」

「いやあ?んなもんよりずっと見てえ景色があっからね。

 ガンガンやろーぜコーチ!!」

 

「!・・・青野」

 

見たい景色・・・何となく察した淙太はニヤリと笑う。

 

「いい度胸だ・・・それじゃあ遠慮なく・・・」

「!?あれ本当にそうなる!?今の流れ」

 

オレの見たい景色・・・

その為の特訓、何度もしぬかと思ったけど・・・

オレはもう一人じゃない。

泳いだ分だけ、きっとそこに近づけるから・・・!!

 

そして3月・・・

 

「忘れもんねーか?青野」

「バッチリだぜコーチ!」

「それじゃ・・・拓海をよろしくお願いします」

 

「行ってきます!!」

「しっかし、よく高校受かったなぁ。お前バカだから心配したぞ」

 

「コーチもだろ」

「けど、まぁ・・・これで晴れて4月から高校生ってわけだ」

 

「高校・・・いよいよ・・・」

「・・・ああ。いよいよだぜ!ぶちかましてやれ青野!!」

 

「・・・おう!やってやろうぜ!!」

 

 

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