何でもレビューブログ

目についたものをレビューしていきます!

【漫画レビュー】あひるの空 第483話/ストンピング・バーズ④【週刊少年マガジン35号】

■あひるの空
第483話/ストンピング・バーズ④

f:id:sarapan2014:20150423162747p:plain

円との別れ際、百春はあの日の事を思い出していた。

キスしようとしてた、あの日の事を。

 

アイツ何も気にしてねーのかな。

危なかった。ヘタしたら本当にあのまま・・・

 

「しちゃってたのか?」

「ぬぉあああああ!!」

 

気づけば背後に立つ千秋w

相変わらず心読むなあw

 

「くそう、オマエといい、モキチといい。

 大事な試合前に色恋づきおってからに・・・!!」

「なんだよモキチって。アイツがどうかしたのか」

 

「聞きたいか」

「聞きてぇ」

 

「実はだな ゴニョゴニョ」

「なにマジか・・・!!?あのヤロウいつの間に・・・!!」

 

噂が広まる瞬間でしたww

 

「知らなかった・・・アイツ、意外とモテんだな」

「いや、どちらかと言うとモキチの方が・・・だろう。

 なんにせよ、今はそうゆう時ではないぞ」

 

「もしオマエが今日誰かに告白されたらどうすんだよ」

「それは許せ」

 

「なんでだよ」

 

 

 

「千秋先輩!」

 

アキラとハルオが声をかけてきた。

なんでも魔界村をクリアしたようだ!

 

「おおアキラ、ハルオ・・・この短期間でそれをクリアするとは・・・

 次期キャプテンは決まったな・・・」

 

ファミコンできめんなww

 

「いや、最初の赤いのを」

「まだそこー!!?」

 

特訓をつけてやる!と二人を連れて部室へ向かう千秋w

 

「騒がしいと思ったらやっぱりオマエラか。いつも元気だな」

「五月先生」

 

「昨日の試合でヘコんでると思ったが、意外とそうでもないのか」

「いやそりゃダメージはあるよ。体の違いがあんな明確に点差に出るなんて

 もちろん技術もだけど。

 これからの相手があんなのばっかだと思ったらゾッとするよ」

 

「まぁ、その辺はあの監督のことだから何か考えがあるんだろう。

 それにここだけの話だが、あの大学は普段よほどの相手じゃないと

 練習なんか組まないそうだ。

 丸高を倒したというのは周りから見ればそうゆう評価なんだ」

 

「でも実際相手になってねーし。それこそシャレになんねーよ」

「そりゃ期待値は実力とは違うさ。

 それより右足無理するなよ。今日あたりからフルで出るんだろう?

 『これで終わってもいい』なんて言葉、二度と聞かせてくれるなよ。

 しっかり頼むぞキャプテン」

 

「ハイ」と笑顔で答える百春。

 

 

・・・・・・・

・・・・

 

一方体育館では空とモキチが必さつ技を考えていた。

 

「原理はアリウープだけど、僕的にはダンクよりフックの方が慣れてるし、それに」

「モキチ君昼休み終わっちゃうよ。

 ゆっくりならなんとか合わせられそうなんだけどなー」

 

「うん、だからあえて裏でいこう」

「裏って・・背面で合わせるってこと?そ、そんなの無理だよう」

 

「でも、普通のプレイじゃ必さつにならない。

 誰もできないから意味が発生するんだ」

 

忘れてた。

モキチ君ってそーゆう人だった・・・

 

「ボールスピードを定速のfとして、位置関係をx軸y軸にあてる。距離と高さを」

「とにかくやってみよう」

 

頭を抱える空ww

 

「仮に合わせられたとして、実戦でやるのは正直博打かもしれない。

 点差が開いた時とか、状況を限定しようか」

 

「うん。だから今日のゲームからやってみようよ」

「・・・・あ」

 

ボールを見逃すモキチ

 

「もーっ!

 あの大学生達から点を取れればアリ。

 逆に取れなければナシ。

 でもナシはナシっ」

 

と笑顔でいう空。

 

「・・・うん」と笑顔で返す茂吉。

 

「じゃあとりあえず、合わせてみよう」

「よし」

 

そこにやってきた1年の小池と翔太。

 

「何やってるんですか」

「ちょっと、必さつ技を」

 

「?俺らメシ食って速攻で来たんですけど」

「4時限目体育だったから」

「そのまま」

 

「もしかしてメシ食ってないんスか?」

「2時限目の後食べたよ」

「・・・あの僕、何か手伝います。何でもしますので言って下さい」と小池。

 

「うん。助かる」

「それじゃDFを。翔太も」

「お、押忍っ」

 

「小池君は最近すごく上手くなったよね」

「え、本当ですか?」

 

「うん。とても初心者には見えないよ」

「ソイツ五十嵐にドリブル叩き込まれてんスよ」

 

「へーそうなんだ」

「元々器用で運動神経いいし、足速ぇし体力ハンパねーし。

 今ひっしに自主練でハンドリングやって、

 ヘタしたらその辺の奴らよりやれますよきっと」

 

「それは楽しみ」と笑顔を見せるモキチ。

 

なんかいい空気だ。

 

一方コウタとミチロウは二年生の階に来ていた。

誰かに会いに来たのだろうか?

 

「何やっとんじゃ。毎日顔突きあわせてんのに、ガッコでも一緒なんか。

 ちょーどええ。オマエラツラ貸せ」

 

とトビ。

 

「目的は一緒みたいっスね」

 

・・・・・

・・・

 

体育館に向かうトビたち。

するとそこにはヤスとナベさんが。

 

「お、何だよオマエラもか」

「も?」

 

すでに空たちが!

みんな目的は同じ!

強くなりたい!