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【漫画感想】ブラッククローバー ページ31 紅蓮の獅子王【週刊少年ジャンプ44号】

■ブラッククローバー
ページ31 紅蓮の獅子王

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魔法騎士団の団長であるフエゴレオンにライバルとして認められたアスタ。

その言葉に身震いし、ヘタっていた体に再び力がみなぎる!

 

テンションを上げて再び眼帯に挑もうとするアスタだったが、

フエゴレオンにチョップで止められる。

 

戦士であるならば、己の状態を冷静に見て戦えるかどうか見極めろと

フエゴレオンは言う。

現状のアスタは気力こそあれ、戦える状態ではないようだ。

 

「豪快さはオマエの一番の武器だろうが、冷静さも持て!

 本当に魔法帝を目指すのならばな・・・」

 

フエゴレオンは眼帯に目的を訪ねる。

侵略にしては一貫性がなく、テロにしては統率が取れている。

こいつは何者で、何が目的なのか知る必要があった。

 

眼帯は初めて己の事を話し始めた。

奴の名はラデス。6年前にトップで魔法騎士団に入団した男だった。

フエゴレオンは過去の記憶を思い返し、彼の存在を思い出した。

 

平民にも関わらず、とてつもない魔力量を秘めた男だった。

当時、紫苑の鯱に入団が決まっていた才能ある者だったはず。

 

それがなぜ・・・?

 

「追放されたんだよ・・・!」 

 

どうやら紫苑の鯱はラデスの屍霊魔法を危険視し、禁術だといい団からも

国からも追放したという。

 

行ってみれば今回の襲撃は、その時の復讐。

貴族より誰よりも魔力は上だったにも関わらず、追放したクローバー王国に・・・

そして魔法騎士団へ、強い恨みを抱いている。

 

だがどうやらラデスの目的はそれだけではなさそうだ。

恐らくは王の首が狙いか・・・?

 

「・・・そんな幼稚な理由で・・・・ふざけるな馬鹿者ォ!!」

「幼稚・・・!?理由ってのはいつだって・・・シンプルなもんだろ・・・!?」

 

ラデスは、またも新たな屍霊を呼び出した!!

 

「・・・・レオ!!」

「兄上・・・!」

 

「助けが必要か!?」

「!・・・絶対に要りません!!」

 

「それでよォォし!!わかっているのなら、すぐさま片付けろ!!」

 

レオ&ノエルが対峙している屍霊は泥水属性・・・火属性のレオにとっては

相性が非常に悪い相手ゆえ、苦戦を強いられている!

しかし、兄であるフエゴレオンは乗り越えて見せろと言わんばかりに

発破をかけたのだ。

 

熱い性格のレオは見事これに乗っかり、気力を高める!

 

 

一方、フエゴレオンの巨大な獅子の炎を生み出す!!

 

「火加減は・・・できんぞ?」

 

炎創成魔法"大火炎獅子の咆哮(レオルゼーナス)"!!

炎の獅子より吐き出される獄炎がラデスを飲み込む!!

 

「!」

「ククク・・・」

 

ラデスの周りに障壁が張られている。

No.1カール。

生前は防御魔法の達人だったようだ。

それにラデスの呪力が加わり、凄まじい防御力を誇る障壁を生み出したようだ。

 

「アスタ・・・先ほど言った言葉覚えているな?見ておけ・・・!」

 

カールの魔力は防御だけではないようだ!

障壁から無数のツブテが飛び出してくる!

 

これを炎創成魔法"螺旋火柱(イグニスコルムナ)"でガードする!

 

「どうだぁ~~~!?この鉄壁の防御と超連続の攻撃は!!」

「・・・確かに手が出せんな・・・」

 

「ハハハハハ!こんなもんかよ!?紅蓮の獅子王団長さんよォ~~~~~!!」

 

パンッ!

 

一閃・・・・!

 

フエゴレオンの放ったレーザーのような魔法が、カールの障壁を容易く貫き、

カール自身も貫通させた!

 

そしてその傷口から発火!

カールは大炎上!!

 

「・・・・・・・・・!!」

「炎魔法"小太陽光芒(ソル・リーネア)"

 攻撃の瞬間・・・ほんの一瞬魔法壁のマナが手薄になる箇所があったので、

 そこを狙わせてもらった。

 

 厄介な魔法など日常茶飯事・・・いいかお前達!!

 騎士団にいる以上、強力な敵・魔法との戦いは常に起こる!

 だがその時、冷静に能力を見極め大胆に戦う精神があれば、負けることなど

 絶対に無い!!わかったか!?」

 

『はいッ!!!』

 

あの一瞬で見抜いて・・・仲間の士気まで・・・

これが魔法騎士団団長・・・!!

す・・・すげぇ・・・!!!

 

「・・・馬鹿な・・・!!No.1がこんな簡単に・・・!

 クソが・・・!!クソが・・・!!」

 

「ラデスといったな・・・

 とてつもない才能も磨き上げられた力も、正しき精神を伴わなければ、

 ただの暴力!!そんなモノは誰からも認められん!!!

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・!!」

 

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■次回

 

■ブラッククローバー感想まとめ