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【漫画感想】弱虫ペダル RIDE.378 最速の槍 泉田をキャプテンに導いた男・葦木場!

■弱虫ペダル
RIDE.378 最速の槍

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「葦木場天然だけどいいこと言うなぁ

 

■前回のレビュー

部活終わりに葦木場と二人で走る泉田。

二人きりで走るのは初めてのようだ。

 

泉田は葦木場が彼なりに励まそうとしてくれているのを察しはしたが、

そのくらいで罪が消える事は無いと考えているようだ。

 

峠の展望台につくなり、大声で「元気だして!!」とダイレクトに

気持ちを伝える葦木場。

 

他の見物客もいる中、巨人が大声出すもんだから目だって仕方が無い様子w

若干引いてる泉田w扱いに困ってるw

 

この頃の泉田は、何故葦木場が中心メンバーに選ばれたのか疑問だったようだ。

葦木場はこの場所には落ち込んだ時とかに新開さんに

よく連れてきてもらった場所だという。

 

泉田も同様に連れてきてもらったことがあるようだ。

 

「これからはオレたちが連れてこないといけないんだ。

 落ち込んだ下級生たちをこの場所に・・・

 オレたちが最上級生になるんだから」

 

葦木場は自分の身の上話を始めた。

中3の終わりに千葉から引っ越してきて、友達もいない中ハコガクに進学。

何気なく入った自転車部は強豪で、荒北は恐いし、身長は伸びるし、

練習はキツいしでツイていけなかった。

 

いつしか洗濯係になっていたところを福富や新開が励まし、

葦木場もそれに応えようと頑張った。

しかし、チャンスをものにしようと頑張るなか、

やってはいけないレース中の逆走をしてしまった。

 

その結果葦木場は無期限のレース出場停止になった・・・。

 

葦木場は優勝しなければと勝手に背負い込み、そのプレッシャーに負け、

やってはいけないミスをしてしまったと告白した。

 

「部室でさっき塔ちゃん罪って言ってたよね。

 あれが罪ならさ、オレ誰よりも罪背負ってるよ。

 そしてたぶん・・・あ、オレのことじゃないけど、

 罪を背負ってないような人が上に立っちゃだめだと思う

 

葦木場の言葉にハッとする泉田。

泉田の決心は揺るがない・・・だからせめて元気を出してもらおうと

話をしたのだと葦木場。

 

「塔ちゃん、キャプテンになってから何か一度も『アブ』って言ってない気がして」

 

!!!

 

 

葦木場と別れ、暗がりの部室に一人正座する泉田。

彼に言われてハッとした。

キャプテンになってから一度も『アブ』と言っていない事実。

 

雪成や福富に相談はしていた。

しかし、アンディやフランク・・・キミたちに!!

自分自身に相談していなかった!!

 

ジッパーを下げて胸筋を奮わせる泉田w

フランクもアンディもやれと言っている。

退くことが闘うことではないと!!

 

まだ闘う意志はあるか

くつがえす力は残っているか

これが限界か

限界でないなら、罪を、失敗を前に進むことで力に変えろと

 

「アブ!!」

 

もう一度キャプテンをやれと!!

 

葦木場はこの間の峰ヶ山のレースから戻ってきて2位で福富に怒られたと言っていた。

だが、「2位」という数字は紛れもなく努力をおこたらなかったということ。

 

無期限出場停止を言い渡され、いつレースに出れるかも解らぬ状況下で

努力を続けてきた。

 

罪を負いながらも前に進んだ結果だ!

 

「ならばボクもふり向かず前に進もう!!」

 

こうしてキャプテンを続ける決意をし、キャプテン泉田は生まれ変わった!!

 

・・・・・・

・・・

 

「どうした。ついてこないのか?それともついてこれないのか?

 まだ加速(トバ)すよ。"4番"を背負い"キャプテン"を背負った者の加速は

 この程度ではないからね!!」

 

福富や新開が何故葦木場を中心メンバーに入れたのか、

その理由がやっとわかったと泉田。

 

福富も新開も泉田が罪を背負う事を見越し、

同じ罪を背負う葦木場を入れることで、彼を通して前へ進めと伝えるためだったのだ。

 

「痛みを知り、罪を背負い、負けない情熱を胸にボクは今

 最速の槍になる!!!

 

一気に加速する泉田!!

小鞠は完全に置き去り状態だ!

 

「そんな・・・そんな・・・あぱあああ・・・だめだ・・・だめだ・・・

 見えなくなっちゃう。あ、だめだ、あ、見えなくなっちゃう

 筋肉が!!

 こうなったら・・・これしかない!」

 

小鞠本気モード!?

サングラスをかけると強くなるのか?

 

■前回

 

■次回

■弱虫ペダル感想まとめ