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【漫画感想】弱虫ペダル RIDE.381 心の函 もうあかんwww

■弱虫ペダル
RIDE.381 心の函

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「だめだこれwww完全にww

 

■前回のレビュー

「御堂筋さんボクはあなたの筋肉を間近で触りたい!!どうすればいいですか!!ハッハッハッ」

 

完全に怪しい台詞だろwww

 

この台詞を聞いていた周りの男達は大爆笑w

しかし、小鞠にはすでに羞恥心はなかった。

 

ただ触りたい。

それだけだった。

 

この男・・・!!

なるほど・・・

 

『これを言うと皆引いてしまうので』

 

『筋肉』・・・か!!

 

筋肉を"見るだけやなく触って感触を確かめたい"・・・!!

それがキミィの真実か!!

 

御堂筋は自転車をおりて、小鞠に近付く。

そしてフェンスを挟んで二人は再接近する!

 

「み、どうすじさん・・・」

「触るゥ・・・他人の体にィ接触ゥする。

 そら簡単なことやないな」

 

「ずっと触りたいと思ってきた・・・小さい頃から幼い頃から

 だけどがまんして抑えて・・・触れたいのにこらえて・・・

 だけどもうムリ・・・ボクは触りたい!!あなたのさっきの一言で・・・!!

 このフェンスが邪魔です!このフェンスいつも邪魔して」

 

「そのフェンス越えてこっちに来たいか?」

「・・・・はい」

 

「そら、乗るしかないな・・・自転車にィ!!」

「・・・はい。わかりました。よかった・・・応えがもらえて」

 

そういって小鞠は去っていった。

それからというものの、小鞠はとりつかれたように自転車に乗った。

 

そして御堂筋のあとを走り、躍動する筋肉を目にし、

その欲求はより強くなっていった。

 

「触らせろ・・・?ボクの筋肉を?・・・ホウ。

 ええよ・・・ただし、追いつけたら・・・やな。ボクに自転車で」

 

追いつきます御堂筋さん!!

御堂筋さんはやさしい!!

追いつきます!!

 

その筋肉に!!

 

しかし御堂筋には中々届かない日々・・・

 

御堂筋は小鞠の自転車に触れながら彼の事を考えていた。

 

「(岸神・・・ふーん。コォマリいうたかあの男。

 伸びよる・・・自転車始めてからの伸びが常人とは明らかに違う)」

 

・・・・!!

御堂筋は小鞠の自転車の何かに気付いたようだ。

 

「(プク・・・いや・・・どうでもエエわ。そんなこと。ボクゥはボクやから)」

それから二年の月日が流れた。

小鞠は御堂筋と同じ京都伏見に入学した。

そして自転車部に入部。

 

念願の御堂筋のマッサージャーとなった。

 

「ここまでくるのに・・・2年かかりましたよ!!」

 

御堂筋の体に触れ、興奮する小鞠。

 

「ありがとうございます御堂筋さん。いいですこの感触」

「べつに・・・キミィのためちゃうよ?キミがたまたまマッサージが

 うまかったから利用しとるだけや」

 

「本当に最高筋肉だ。しびれる、しなる、裏返る!!

 弾む!!ああああ・・・ほぅらこんなに!!」

 

「キミィ」

「はっ!すいません筋肉をもてあそんでしまって!

 つい・・・あの・・・夢中になって・・・

 けれど、ボクは今充実してます。触れることができた。

 やっと筋肉に・・・」

 

「キミィはそれで満足しとるの?」

 

え!?

 

「えぇ。もちろんです。触れさせてもらってる。こうして。

 ぜいたくを言ってはいけませんから」

 

「ぜいたくは言わな!!」

 

「満足しとるの?キミィまだ包んどるね」

 

 

「充実と満足は違うよ?

 最初の頃のキミが言いよったやろ。欲しいのは躍動する筋肉。

 今みたいに止まった筋肉触っても満足しないんちゃうの?

 動いてる筋肉に触らなあかんのちゃうの?

 自分の欲は結晶化せな・・・!!

 もっともっと開かな。己の包みを、包みの中の己の函を!!」

 

函!!

 

「行くかァキミィ。今年の夏・・・インターハイ・・・

 キミィの望む"いいにく"いうのがうようよしとるで、

 インターハイのォ・・・先頭には!!」

 

この一言で内なる欲望が解き放たれた小鞠。

そして現状に至る!

 

・・・・・・

・・・

 

 

「本当に先頭にはいい筋肉がうようよしてますよ!!御堂筋さん!!」

 

スプリントラインまでのこり700m!

ここで岸神を知るギャラリーがいた為、1年生が3年生に食いついているという

正しい情報が辺りに伝わり始めた。

 

しかし、小鞠にとってそんな応援など些事なこと。

なんと泉田にタックルをかます!

 

暑さでフラついたといっているが、これはわざとか!

 

「ほう!!つまり・・・"やれる"と?」

「あれ?そう聞こえましたァ?ええ!!まぁ!!勝ちますよボクは!!

 躍動する筋肉に触れるためにはうしろからラインを割ったのでは届かない!!

 "究極の仕上がった筋肉"に触れるためには、先にラインを越えなければ

 触れられないんですよ!!のこり600m!!

 それまではこの『手』はハンドルの上で封印ですよ・・・

 ええ。心配して頂かなくても大丈夫ですよ。ボク長い間包み隠してきたんで

 こう見えてがまん強いんです!!」

 

あの泉田にプレッシャーを与える小鞠!

それをおもしろいと捉える泉田!!

 

「相手にとって不足はないようだ!!勝つよ!!

 そして箱根学園は真の一勝目をあげる!!」

「筋肉は嘘をつかない!!」

 

「勝負だ岸神くん!!どちらが先にラインを越えるか!!」

 

 

だがここで予期せぬ事態が起きる。

子供がペットボトルを落としてしまい、それがコース上へ転がってしまった!

果たしてレース展開に影響はあるのか!?

 

 

■前回

 

■次回

 

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