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【漫画感想】弱虫ペダル RIDE.382 王者の覚悟 泉田・・・・

■弱虫ペダル
RIDE.382 王者の覚悟 泉田・・・・

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「王者の覚悟・・・生半可ではない

 

■前回のレビュー

「勝ちます!!ボクこう見えて、がまん強いんです!!」

「おもしろい!!」

 

岸神小鞠の勝利宣言!!

箱根学園キャプテン泉田は小鞠に勝てるのか!?

 

インターハイ2日目のスプリントラインまで残り500m・・・!!

いよいよ泉田が本気を出す!!

 

アブアブアブアブアブ!!

 ブアアアアア!!」

 

スプリンターであり、14番・・・4番を背負う者。

そしてキャプテンとして、部を背負う者。

 

常に正しい判断を強いられ、決断を求められ、そして結果を求められる。

『強い』『凄い』から、"それが当たり前"、"当然の結果"へと評価が変わる。

それを継続するために、たゆまぬ努力をする。

 

時間を削り、精神を削り、強く速く走るために心血を注ぐ。

けれど・・・箱根学園自転車競技部には古くからこんな言葉がある。

 

"誰からもほめられない覚悟、それがなければ箱根学園のキャプテンにはなれない"

 

「お前の努力は誰もほめない!!」

 

全キャプテン福富が泉田に言った言葉。

泉田は、それは当然のことだと返した。

 

「その言葉・・・どんな時でも言えるか?

 つらい時、投げ出したい時、認めてほしい時・・・

 人間だ。必ずそういう瞬間は訪れる。だがそれを押しころして

 飲み込んで振り払って努力を続けなければならない。

 

 たった一言温かい言葉をかけてくれれば、あと一歩頑張れるのに・・・

 もしそう思ったのなら、そんな期待はすぐさま捨てろ。

 そんなものはない!!強くて当然、勝って当然だからだ。

 箱根学園は王者だ。ほめられずとも前に進めるか、

 暗闇の中を全速力で走れるか。全てを背負い・・・勝てるか!!

 いかなる時も!!それが箱根学園自転車競技部のキャプテンとしての覚悟だ!!」

 

・・・・・・

・・・

 

勝ちます!!いかなる時も!!

スプリンターはとがった槍・・・・

 

「ボクはこの1年この槍をみがきにみがいた。

 誰も見ていないところで!ボクの槍は誰よりも速く美しくラインを貫く!!

 アブ!!アブ!!アブ!!アッブァァアア!!!」

 

「だから動きは読めるんですって!!言ったでしょうさっき!!」

 

なんと先に飛び出した泉田に小鞠がぴったり引っ付いている!!

筋肉の動きを見て同時に飛び出したのか。

恐ろしい反応速度の理由はそこに起因するのは間違いなさそうだ。

 

「筋肉は素直です!!フェイクは効かない!動きを命令して動作に入る。

 動作に入るゼロコンマ数秒早く動き出すんです!

 特に泉田さん、あなたの筋肉はとても素直だ!

 ボクはそれを決して見逃しません!ボクは勝ちます!

 あなたのゴール前の戦略は全て読めっ・・・

 あぱあぱあぱあぱ!!

 るから・・・あっぱぁ!!」

 

 

すると突如小鞠が飛び出した!!

 

「ぱぁ!!」

 

 

先行!?

泉田は完全に出遅れる形になった!

 

一瞬のスキを突かれた・・・!?

ここで先行してくるとは!!

 

一瞬ボクはこう考えた・・・

彼が"動きを読める"と言った。

だとすれば、おそらく大胆な動きはしない。

のこり100mあたりまで同じ動きをして足をためて、ボクのペースに合わせてくる。

最後にしかけてくるだろう・・・と。

 

だからそれまでは全開でないペースで踏めばいい・・・

そう思ったボクのほんのわずかな筋肉の緩みを見抜いたというのか岸神小鞠!!

 

残り200m・・・!!

先行する小鞠!追う泉田!!

岸神を応援する観客の声などどうでもいい。

 

しかし、"つつみなさい"というキーワードに反応する小鞠。

それは幼少期から母から口酸っぱく言われていたキーワードだった。

 

しかし、今の小鞠はそんな言葉に動揺しない!

 

「あぱっ!ボクはもうつつまない!!」

 

スプリントラインまで残り100m!!

泉田が勝つ可能性を考えると、ひとつあるコーナーをギリギリまで

ブレーキングを我慢してイン側をとる!

 

この差を埋めるにはそれしかない!!

 

しかし、インをとった泉田の前にペットボトルが転がってきた!!

 

■前回

 

■次回

 

■弱虫ペダル感想まとめ