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【ネタバレ注意】霧尾ファンクラブ 第9話「言えない、言わない。」号泣チゲ鍋 作品評価が180度変わった作品

霧尾ファンクラブ 第9話「言えない、言わない。」見ました。

藍美ちゃんの号泣に、凄い貰い泣きしてたのに、チゲ鍋アニキに全部もっていかれました・・・

 

霧尾ファンクラブってそういうアニメだよな!

 

アニメや原作見てない人には、何のこっちゃだと思うんだけど(当たり前だけどw

こいつぁ・・・ただのギャグ作品ではないのだ・・・

 

ギャグアニメの皮を被った別物です。

 

以降、ネタバレを含むので、これから見ようって考えてる人は読まない方がいいかもです(*´Д`)

 

なんだこのクソアニメは

放送開始直後からの何話かは、ホントなんやこのクソアニメはってのが正直な印象だったんす。

 

主人公の女子高生の藍美ちゃんと波が、霧尾クンが大好きで、その魅力を語り合って盛り上がってる。

 

このシチュエーションが個人的には全然理解できなくて、拒絶反応が出たのが最初だった。

 

だって好きな男子がさ、同じ学校にいるってだけで、物理的な距離が近いわけですよ。

まだ会えない程の距離感、例えば好きなアイドルとかにキャーキャー言い合うのは理解できるよ?

 

でも、話しかけようと思えば話せる距離感で、この年頃の女の子が、

同じ好きな男子を、ワ―キャー盛り上がってるなんて、クソリアリティもないし、

なんやねんこれ・・・って思うやん?

 

自分だけかもだけどさ。

いやでも普通に考えてどっちが先に出しぬくか、ドロドロの三角関係になるのがリアルもフィクションも世の常やんか!?

 

まったく違う心情

「両想いになれるおまじない」

よくある消しゴムに願い事を書いて、誰にも見られずに全部使い切れば、願い事が叶うって奴。

 

霧尾クンと両想いになりたい藍美ちゃんと波は、当然「霧尾くんと両想いになれますように」って書くと思うやん?

 

でも実際は全然違う事を書いていた。

ここで今まで見せていた各々の霧尾クンへの想いの真意が描かれる。

 

藍美ちゃんはともかく、霧尾クンを好きだと言って一緒に盛り上がってた波の方は、

霧尾クンガチ恋勢ではなく、藍美ちゃんの傍にいて、楽しい毎日が過ごせること。

それが波にとっての願いだったのよね。

 

そして、藍美ちゃんも、好きなのはそうなんだろうけど、

そんな自分の気持ちだけを振り切るような想いではなく、

『霧尾くんの笑顔を取り戻したい』って願いを書いてたんだよね・・・

 

そもそも、霧置くんを好きになったのが病院の病室で笑ってる彼を見てからなんだよね。

霧尾くんの大切な人が入院していて、そのお見舞いにずっと通ってた。

いつも笑顔が絶えなかった霧尾くんが、ある日、号泣していた。

 

お察しの通り、ずっと見舞いに来ていた大切な人が亡くなったんよね。

それ以来、霧尾くんが心の底から笑う事はなくなってしまった。

 

そんな霧尾くんが再び笑顔を取り戻すようにと、藍美ちゃんは消しゴムに願いを込めたんよな・・・

 

もう全然ギャグアニメではなくなっている

 

ホント一気にこのアニメの評価が変わった瞬間だったよね・・・

 

話が進むにつれ・・・

今回の9話もそうだけど、明確な言及はなかったものの、

やはり波は、藍美ちゃんの事が好きなんだよね・・・

9話で波が男子に告白されて、その時に断ると同時に、少しだけ匂わせがあったから、多分間違いないよね。

 

ここで色々と合点もいくよね。

波が消しゴムに願いを込めていた「ずっと今のような楽しい日々が続くように」って、

想いを決して告げられず、ただ、藍美ちゃんの傍にいたいってことよね・・・。

 

あれだけ隣で霧尾くん大好きって言われてて、そんな藍美ちゃんに好きって言った所でね・・・

それ以前に同性の愛を受け入れてくれるのかもわからない。

だから、絶対に気持ちを打ち明けられない・・・

 

今回のサブタイトル「言えない、言わない。」が、もうそういうことだもんね。

しっかし、何の因果か、この告白シーンと、好きな人が明確にいるけど、絶対に言えないって喋ってるところを、藍美ちゃんが偶然居合わせて聞いちゃったこと。

 

藍美ちゃんの中では、波も霧尾くん大好きだって思ってるわけだから、

当然、この好きな人もそういう判定になるわなぁ。

 

藍美ちゃんの心情は・・・

今までは何というか、ライバル関係みたいな体で、霧尾くんについてワチャワチャやってたけどさ、正直藍美ちゃん的には、波だったら霧尾くんを譲るって気持ちがあったんかな・・・

 

波って、藍美ちゃんにとって、唯一無二の友達で、小中時代、まったく友達がいなかった藍美ちゃんに、はじめて出来た友達で、そんな友達の本気の好きな気持ちを知って

しかも、それが同じ人を好きって改めて考えた時、どんな感情になるんやろな。

 

まぁ、波の本命が藍美ちゃんだってことは、本人は知る由もないんやろけど。

結局、友情なのか恋なのか、そして、どっちをとっても波が自分の元からいなくなるという現実を前にしたとき、本当に涙が止まらなくなるっていうね・・・。

 

だって、仮に波に霧尾くんを譲ったとして、藍美ちゃん的には納得できても、

結局、波と二人でいられる時間は減るだろうしね?

 

逆に自分が霧尾くんとうまくいったとして、あれだけ本気の想いを抱いていたのに、

後ろめたさは少なからずあるだろうし、今までのような関係性を続けられるかわからない。

 

この複雑すぎる状況に涙するしかないんだけど、

やっぱ藍美ちゃんにとっても、霧尾くんと付き合うどうこうよりも

波が一番大切な存在で、それを失いたくない涙だったんじゃないかしらね・・・

 

「私たち友達だよね?」

「違うよ。ライバルだよ」

 

あの時はライバルって言ったけど・・・

確かにライバルではあるけど、友達でもある。

失いたくない大切な友達・・・それが改めてわかったし、なんかもうホント色々察して貰い泣きしてしまうんだけど

 

「ちが・・・ちが・・・違うけどちげくねぇ、ちげぇ、ちげぇ」

って藍美ちゃんが言ってて、通りかかったモブが「今夜はチゲ鍋にするか」とかなんとか言いだして、雰囲気がぶち壊されたw

 

とにかくなんか泣けて来た。

藍美ちゃん・・・

 

そして霧尾くん・・・ずっと亡くなった望くんの事を想って、ずっと辛くて。

そんな彼を藍美ちゃんは笑顔にできるのか・・・

その辺りも含めて、メチャクチャ複雑で深いのですよ・・・

 

願わくば、藍美ちゃんと波の今のような関係がずっと続いて、

なおかつ霧尾くんも笑顔を取り戻せますように。

 

最終的に彼と付き合えなくても、笑顔さえ取り戻せれば、少なからず願いは叶うわけだしね。

さらに言えば、波と藍美ちゃんがゴールしたっていいと思う。

それが最高のハッピーエンドな気がする。

 

原作もドラマも見てないので、その結末がどうなるのかは知らないけど、笑顔で終わりたいね。