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【漫画レビュー】火ノ丸相撲 第58番 してやれること【週刊少年ジャンプ35号】

漫画レビュー 週刊少年ジャンプレビュー

■火ノ丸相撲
第58番 してやれること

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「・・・今頃、決勝で戦ってる頃かね。

 勝ち進んでればの話だけど・・・」

 

五條の空手の師匠は呟いた。

 

「応援しに行かなくて良かったんですか?

 愛弟子の晴れ舞台ですよ?」

 

「え?バカ言うな過保護な親じゃあるまいし。

 それに今日はこの子のピアノの発表会だもの!

 そんな所行くヒマないっての!」

 

「ハハ・・・」

 

親バカww

 

「・・・私の応援がなきゃ勝てない様な甘ったれじゃないだろ。

 私の役目はここまで・・・後は・・・

 勝って報告しに来い!佑真!

 

 

 金盛のツッパリが飛んでこようとしている!

 

『空手に先手なし』

 

師匠の言葉を思い出す佑真。

 

『空手の型はそのほとんどが「受け」から始まる。

 相手の攻めに対してどう動くか』

 

先手なしとは絶えず『後の先』を取り続ける事!!

受けから攻めに転じる攻防一体こそ空手の真髄。

 

空手改法・・・巻き伏せ!

 

つきを放つ金盛の攻撃をいなした!

いなしたというより、もっと攻撃的な・・・空手の捌きのようなもの!

 

態勢を崩した金盛に対し、一気に攻撃に転じる佑真!

 

「!!」

 

てめぇが俺のにわか仕込みの捌きで落ちるだなんて思ってねぇさ・・・

本命は・・・

 

「この間合い!」

「行けえぇえええ!!」

 

仲間の声援を受け、金盛に突撃する佑真!

追い突き・開手!

 

金盛に対して放たれた強烈な突きだったが、

額でそれを受けきった!

 

「ぉぉおおぉおおおお!!」

 

逆に頭で押し出される佑真!

一発で形勢がひっくり返されてしまう!

 

「・・・相撲取りナメんなよ空手家・・・!」と真田!

 

レイナは兄の勝利を願い続けていた。

佑真の影の努力をずっと見続けてきたからこそ、

願わずにはいられなかった。

 

・・・・・

・・・

 

「・・・楽しい?」

 

夜、自宅の庭で特訓する佑真に話しかけるレイナ。

 

「ん・・・?」

「・・・最初は佑真が相撲やるなんて反対だった。

 何か暑苦しいし、まわしとかダサいし・・・

 まぁでも最近はそれも見慣れてきたっていうか・・・

 佑真が楽しいなら応援してあげてもいいかなって気になってた・・・

 実際楽しそうだったし。

 でも、最近の佑真は何か・・・辛そうというか・・・悲しそうというか・・・

 そっちが楽しさより勝って見えるよ・・・」

 

「・・・最初は好奇心だった。あのチビや石高みてぇな化物揃いの世界で

 自分がどこまでやれるのか知りたかった・・・

 同時に『贖罪』でもあった・・・

 

 散々バカにしてきた、相撲に対して身を粉にする事が

 大関への罪滅ぼしになると思ってた。

 犯した罪は消せなくとも、少しは軽くなると・・・

 罪の意識を拭い去れると・・・

 

 ・・・でも違った。逆だった。

 日に日に俺の中の罪の意識は大きくなっていく。

 

 相撲の面白さを・・・難しさ、奥深さを知れば知る程・・・

 強くなりてぇと・・・思えば思う程・・・

 俺の中で相撲が大きくなる程に・・・

 

 俺が大関から奪ってきたものの重さが・・・

 事の重大さが身に沁みてわかるんだ・・・

 

 相撲は楽しいよ。お前の言う通りだ。

 でも俺は・・・"楽しい"だけで相撲を取っちゃいけねぇのさ」

 

「・・・真面目過ぎるよ佑真は・・・!

 続けても苦しくなる一方じゃん!

 そんなんじゃ私応援できないよ・・・」

 

「・・・応援してやってくれよ。

 こんな俺にもまだやれる事が・・・

 いや・・・やらなきゃならねぇ事が・・・

 果たすべき責任が残ってるんだ・・・!!」

 

 

・・・・・

・・・

 

・・・捌きもダメ、追い突きも防がれた・・・

残るは・・・

 

『・・・この技は決まれば威力は絶大だが、まだまだ成功率が低いね。

 それでも・・・付け焼き刃でも何でも出さざるを得ない状況まで追い込まれたら

 あとは気持ち「心」だよ。

 思い出せ。何の為にこれらの技を身に付けたのか・・・

 「覆水を盆に返す」それはつまり・・・どういう事なのか・・・』

 

「ユーマさん!!」

 

大関が叫んだ!

 

「はぁ!!」

「!?」

 

蹴返し・・・というただの下段蹴り!

 

「・・・甘いぜチンピラ。そんな苦し紛れの足払いで、

 主将の足腰が揺らぐかよ!」

と間宮。

 

「!いや!!」何かに気づいた真田!

 

足を狙うのが目的じゃない・・・!?

掛けた足を引いて・・・加速!!?

 

 

・・・俺がここにいる意味・・・

俺は小関にやらなきゃいけない事

それは・・・

 

小関の相撲部を、小関の望む所に

「日本一」に連れて行く事だ!!

 

放たれた

掛け突き・・・破城掌!!

 

果たして勝利を得る一撃となったのか!?

次号へ続く!