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【漫画レビュー】カガミガミ FILE25 闇の烏【週刊少年ジャンプ36号】

■カガミガミ
FILE25 闇の烏

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 「俺の憑代は・・・烏丸家代々守護する『八咫烏』の羽根ペン・・・!

 その先から滴り溢れ出る漆黒の血(インク)から

 闇の守護者達が生み出される・・・!!」

 

「本気になったね・・・」と獅土が呟く。

 

烏丸のプレッシャーに恭介も冷や汗を流す。

 

「さぁ、闘ろか」

 

八咫闇陣!

羽根ペンが描いた線から無数の烏が這い出てきた!

 

「焚きつけたんはキミやで、嘉神クン」

「!!」

 

来た・・・!!

これが"烏丸の八咫闇陣"

 

開斗は初めてみるわけではなさそうな物言い。

 

「ヒヒッ!面白いモンが見れますねェ」と笑う比良坂。

どうやら皆、烏丸の力を知っているようだ。

 

八咫闇陣に嘉神恭介の式神憑依・・・!!

果たしてどちらが上なのか・・・

 

 

「行ってき」

 

烏丸がそういうと、カラス達は恭介目掛けて飛んでいった!

 

「ヘッ・・・!」

 

『気を付けろよ恭介・・・!!

 烏丸家の八咫烏の闇の力は厄介だ・・・

 闇雲に攻めずに相手の隙を突く方法を・・・』

 

「関係無ぇ・・・!!一撃決めればこっちの勝ちだ!!

 そうだろう、羅生丸、慚愧丸」

 

いきなり二体同時の式神召喚をしてみせる恭介!

 

開斗は心配そうに見つめている。

 

「・・・・」

琉伽は黙って笑みを浮かべている。

 

 

 

 

「やってやろーぜ」

「グル!!」

「おう恭介!!」

 

三人を目掛けて飛んでくるカラス!

しかし、このカラスは液体で出来ているようで、

何かにぶつかると、バチャッと黒い液体が広がる!

 

気付けば、足場は真っ黒に・・・!

 

「何だ!足場が・・・!!黒い領域に飲み込まれていく・・・!?」

 

 

烏丸は再び空間に羽根ペンで線を引き、カラスを生み出す!

 

「気ィつけや嘉神クン・・・!

 キミらの拳、俺んとこまで届くかな?」

 

「へっ!こんなもんで・・・!!」

「ムッ!!!その程度の攻撃、我には効かぬぞ」

 

慚愧丸は慚障壁を使い、襲い来るカラスを防ごうとする!

 

バチャバチャ!!

 

「・・・ヌ?オイちょっ・・・

 ぬわーッ!コラもうやめろ!暗くて何も見えん!!」

 

慚愧丸の慚障壁は自身を球体の防御壁で守る技!

それゆえに、そこにカラスがぶつかると視界が遮られてしまうのだ!

 

そして、ついには慚愧丸が障壁を張ったまま、闇に飲み込まれていく!!

 

「慚愧丸!!」

 

一方、羅生丸は、自らカラスを殴りに行く!

カラスはもろく、一発殴りつければ、破裂してしまう!

 

しかし、攻撃すれば攻撃するほど手足は闇が付着していく!

 

「羅生丸!!」

 

ついには羅生丸まで闇に全身を飲まれていく!

 

 

八咫の闇は強固な檻。

終わりや。もう俺が解除するまで抜け出せへん・・・

 

恭介は闇に飲まれ行く羅生丸の腕を掴んだ!

 

「上がって来い!!羅生丸ッッ」

 

なんと、羅生丸を闇の中から引き上げた!

そして、そのまま腕を掴んだまま、羅生丸を振り回す!

 

「オラァァ!行ッッけェェ!!」

 

恭介は羅生丸を烏丸目掛けて放り投げた!

 

「はっ!まったく・・・」

 

烏丸自身を闇が包んだ!!

 

 

もったいないヤツや。

それだけの力がありながら、アホが付く程真っ直ぐやな。

 

羅生丸は闇に包まれた烏丸を殴りつけた!

しかし、闇の球体の中からは烏丸の姿はなかった!

 

 

「!!」

 

なんと、烏丸は闇の中を移動し、恭介の背後に飛び出し、

闇のなかに引きずり込んだ!

 

闇の中は水の中の様なもののようだ。

 

「さっきは引きずり出す側やったから何とかなったかもしれへんが・・・

 自分がこれに完全に浸かった状態で俺の絞めも加わると

 中々厳しいやろ・・・・どや?降参するか」

 

「・・・・しない・・・!!」

 

「どうしても?」

「しない!!」

 

「そんなに勝ち上がりたいんか?」

「大切な親友を侮辱されたんです・・・それに・・・

 弱い自分は・・・嫌いです・・・!!」

 

意識が遠のいていく恭介・・・

 

・・・・

・・・

 

「!?」

 

目覚めるとそこはリングの外だった。

 

「烏丸さんが降参した・・・だから2回戦に進むのは恭介だ」

そばに居た開斗が教えてくれた。

それを聞いた恭介が駆け出した!

 

「烏丸さん!何で・・・!!」

「弱い自分が好きやからや。

 つーのはまぁ半分冗談で・・・キミのこれから先が見たくなった。

 そんなとこや。でも嘉神クン、キミこのままじゃ狗星にも辿り着けへんで。

 ちょっと俺についてくるか。ええこと教えたるわ」

 

烏丸の言う、"ええこと"とは一体!?

 

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