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【漫画レビュー】僕のヒーローアカデミア No.53 轟から飯田へ 後編【週刊少年ジャンプ36号】

■僕のヒーローアカデミア
No.53 轟から飯田へ

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■前編はこちら

しかし、からくりがわかったところでどうにもならない。

戦闘力の差は歴然!

二人を担いで撤退しようにも、氷と炎を避ける反応速度のステインを前に

そんな隙は見せられない。

 

つまりプロが到着するまで、近接を裂けつつ、時間を稼ぐのが最善策!

 

血を流しすぎてる轟は後方支援に!

フルカウルをものにしつつある出久が前衛でひきつけることに!

 

「2人で守るぞ」

「2対1か・・・甘くないな」

 

轟は兄をやられてからの飯田を気にかけていた。

恨みつらみで動く人間の顔ならよく知っていたから。

そういう顔した人間の視野がどれだけ狭まっているかも知っていたから。

 

轟の母は泣いて謝り、驚くほどあっさりと笑って赦してくれた。

彼が何にも捉われずにつき進むことが、幸せであり、救いになると言った。

 

以前のままの轟ならば、職場体験で父であるエンデヴァーの事務所を

選ぶ事など絶対になかったであろう。

 

赦したわけじゃないし赦す気もない。

ただ父がNo.2と言われる事実をその眼と身体で体験し

受け入れる為だった。

 

どれだけクズでもNo.2と言われるだけの判断力と勘の良さは

認めざるを得なかった。

 

ステインの保須襲撃も読んでいたくらいだ。

 

簡単なことだったんだ全部!

簡単なことなのに見えてなかった!

たった一言・・・!

 

 

 

飯田は這い蹲りながら考えていた。

『あいつをまず助けろよ』

ステインの台詞は正論だ。

 

『助けに来たよ』

『2人で守るぞ』

出久と轟の言葉もヒーローそのものだ。

 

『ころしてやる!!』

それにひきかえ、自分はなんだ。

 

「ぎゃ!!」

出久の悲鳴があがる!

 

さっきまでと動きが全然違う!

ついにステインが本気になった!?

 

「止めてくれ・・・もう・・・僕は・・・」

「やめて欲しけりゃ立て!!!」

 

俺がおまえに言える一言・・・!!

 

ステインは出久の血を舐めた!

これで動けない!

 

「ごめんっ轟くん・・・!」

 

ステインは轟目掛けて飛んで行く!

氷のバリケードもまるで意味をなさない!

スパッときられてしまう!

 

「なりてえもんちゃんと見ろ!!」

 

『インゲニウム。おまえを倒すヒーローの名だ』

 

立ち上がれ飯田!!

 

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