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【漫画レビュー】DAYS 113th day 父と母と子【週刊少年マガジン35号】

 ■DAYS
113th day 父と母と子

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ついに全国大会の初戦の相手が決定し、

サッカー部の面々に発表があった!

 

神奈川県の由比ヶ浜高校に決定した!

 

名門では無いにしろ激戦区の神奈川を制した高校。

決して弱いはずがない。

 

どんなチームか知りたい来須は

中学時代神奈川にいた風間に聞くが全然知らないという。

 

生方は風間がどこかはぐらかしてるように感じたようだが。

 

 

 

つくしは学校の帰り道を自転車で走っていた。

全国大会まで、あと1ヶ月。

今から緊張する。

 

坂を下りながら、つくしは亡くなった父親のことを思い出していた。

 

自転車を二人乗り。

子供だったつくしは前のカゴに座っていた。

前に座るのは少し怖かったが、そんな中で密かに目をつぶるのが楽しみだった。

 

体を預けきってる感じと、この人は裏切らない感じが好きだった。

 

 

『高校からサッカー始めたんだって?つくし』

 

「うん。友達もね、たくさんできたよ。聖蹟ってね。強いんだ」

 

『そうか。それは凄い』

 

お父さん

なんと全国大会です。

今度こそ・・・と思ってます。

 

 

・・・・

 

「ただいまー。ごめんお母さん、すぐ洗濯ものすぐ中に入れるね!!」

 

つくしが部屋に目をやると母親が机につっぷしている!

 

「お母さん!?」

「・・・ごめん寝ちゃった。洗濯物入れなきゃ!!」

 

『柄本選手は高校からサッカーを始めたそうです』

「!!」

 

どうやら母親はつくしに隠れて、TVでやってた東院戦の録画VTRを見てたようだ。

 

「い・・・いや、録画だから結果は決まってるんだけど、

 何度観ても手に汗握っちゃって」

 

「何も隠れて観なくてもいいのに」

「いやぁ・・・あ!!ほらチャンス!!」

 

『抜け出た柄本!!オープニングシュートは聖蹟!!

 しかしGKがはじく!!』

「惜しい!」

 

こうやって改めて客観的に観ると・・・

 

『再び聖蹟チャンス!!これも柄本選手枠を外す!!』

 

申し訳ないくらい下手だなぁ・・・

保科さんは本当に凄かった。

 

ううん・・・東院の選手全員が上手かった。

 

「チャンスは結構あったんだよね」

「本当に!!」

 

「前半なんていつ点が入ってもおかしくなかったよ」

 

『後半戦は東院のペース!!先制点は東院!試合が動きました!!』

『聖蹟苦しい時間帯での失点!!』

『柄本選手のゴール!!あっ・・・いや!!これはオフサイドです!!

 ノーゴール!!これは柄本選手ショックでしょう』

 

『聖蹟なおもピンチが続きます。

 あっ!聖蹟ここでカードを切ります!!

 背番号12番の来須くんに代わって・・・』

 

「あ・・・」

 

『背番号9番1年生エース風間陣選手が入ります!!』

 

「つくしの風間くんへの信頼は凄いよね」

「え・・・?」

 

「このシーン、風間くんが入ってきた時の

 つくしの安心した顔を見ればすぐわかるよ。

 やっぱり友達なんだね」

 

「えへー」

 

「でも風間くんって本当に凄いよね。

 サッカーに詳しくない私でも一目でわかるもん」

 

「でしょ!!風間くんは本当に凄いんだ。

 かっこよくて、頼りになるし、面白いし、

 周りを明るくしてくれるし、優しいし、

 サッカーに関しては本物の天才なんだ!!」

 

「つくしは本当に風間くんが好きね」

「うん、でも・・・

 いつまでも頼ってばかりではいられないよ。

 今度は僕が助けられるようにならないと」

 

目をみはる母。

 

「助けてもらってばかりじゃあ友達とは言えないと思うんだ」

「・・・・」

 

母は学生時代の父とのやりとりを思い出していた。

 

『えー!まーた今日も中止なのー!?

 バレエのチケット取ったのに!付き合って3ヶ月記念なのに!

 友達と私どっちが大事なの!?』

 

『えーと・・・友達?』

 

殴られる父。

 

やっぱ血なのかな。

似てきたわね。あの人に。

 

・・・・・

・・・

 

「つくしくんにも父親は必要なんじゃないかしら。

 それにお見合いって言っても、のぞみさんが思ってるような

 堅苦しいものじゃないのよ。

 

 悟が亡くなってもう3年でしょ。そろそろ考えてもいいんじゃない。

 わかるのよ?気持ち的にはもちろん。だけどね

 つくしくんのためにも考えてみてほしいの」

 

「お義姉さん、お気持ちはありがたいのですが

 つくしは私ひとりで立派に育てますので」

 

・・・・・・

 

「どうしたのその顔!?」

「うんちょっと」

 

「いじめ?」

 

 

「わからないじゃなく調べてください!!

 つくしもしっかりしなさい!!

 嫌なことは嫌だって言わなきゃ!!」

 

「・・・うん」

 

いつだって心に不安があった。

これはただの私の意地なんじゃないか。

母親には与えられないものが、つくしには必要だったんじゃないか・・・と。

 

ねぇつくし・・・

今のあなたの横顔が私には眩しい。

 

それを与えてくれたのは・・・

 

見えるかしら悟さん。

私たちの子供の顔が。

 

この2人の出会いにいちばん救われたのは

私たちだったのかもしれないわね

 

 

「ちーん」

「大丈夫お母さん?」

 

「あー花粉症だわー」

 

 

「"優勝おめでとうケーキ"作っちゃった。

 つくちゃん喜んでくれるかなぁ?

 !!・・・わっ!!」

 

急に家から飛び出してきたつくしに驚くさゆり。

 

「あれ!!さゆりちゃん!?」

「つくちゃんこれ、ケーキ作ったんだけど3人で食べない?」

 

「ランニング行ってきます」

「ええ!!」

「あらケーキ」

 

「おばさん。

 夢中なんですね。背中だけ見ると別人みたい」

「ねー。信じられないわ。8か月前が本当に」

 

つくしは出会いの中で成長していった。

強くたくましく!

そしてそれはこれからも!

 

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