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【漫画感想】僕のヒーローアカデミア No.54 :Re インゲニウム【週刊少年ジャンプ37・38合併号】

■僕のヒーローアカデミア
No.54 :Re インゲニウム

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 ターボヒーローインゲニウム

規律を重んじ、人を導く愛すべきヒーロー

俺はそんな兄に憧れヒーローを志した

 

「なりてえもん、ちゃんと見ろ!!」

 

『インゲニウム、おまえを倒すヒーローの名だ』

 

何がヒーロー・・・

友に守られ、血を流させて!!

 

『あいつをまず助けろよ』

 

犯罪者にまで正論を言われる始末・・・

罪を思い知らせんが為に僕は兄の名を使った。

 

結局僕は入試のときから何も変わっちゃいない。

目の前の事だけ・・・自分の事だけしか見れちゃいない!

 

 

飯田は15歳離れた兄を尊敬し、憧れていた。

自分も兄のようなヒーローになりたい。

 

いつか聞いたことがあった。

一体どういう気持ちでヒーローをやってるのかと。

 

兄は冗談めかしにモテたいと言っていたが、

その実、あたり前のことを当たり前にしたい。

困ってる人がいれば、助ける・・・そういう人間が一番かっこいいと思うんだと

兄は語っていた。

 

飯田は10歳ながらにして、頭も運動神経も兄が10歳当事よりも優秀だった。

そんな弟に憧れてもらう自分は、すごいヒーローなのかもな・・・と笑っていた。

 

 

おまえの言う通りだ。ヒーローごろし。

僕は彼らとは違う。

未熟者だ。

 

足元にも及ばない!!

それでも・・・

 

 「氷に炎」

 

轟の攻撃はことごとくかわされていた!

 

「言われたことはないか?"個性"にかまけ、挙動が大雑把だと」

 

ステインは轟の攻撃の隙をつき、懐に潜りこんだ!!

刀による斬撃が轟を襲う!

 

このまま受けたら致命傷は避けられない!!

 

その時だった!!

 

「!」

 

飯田が立ち上がると同時にステインに向かって走り出した!

間に合うか!?

 

 

今ここで立たなきゃ、二度と!!

もう二度と彼らに、兄さんに追いつけなくなってしまう!

 

「レシプロ・・・バースト!!」

 

飯田の神速の蹴りがステインの刀をへし折った!

さらに攻撃は続く!

とび蹴りッ!

 

ガードはされたが、ステインを吹っ飛ばす事には成功!

 

速い・・・!! 

 

「轟くんも、緑谷くんも関係ない事で・・・申し訳ない・・・」

「また、そんな事を・・・」

 

「だからもう2人にこれ以上血を流させるわけにはいかない」

 

しかし、これに対しステインは言う。

感化されて、いかにとりつくろおうとも、人の本質はそう易々とは変わらない。

飯田は私欲を優先させる贋物でしかないと切り捨てる。

 

"英雄"を歪ませる社会のガンは排除する!

 

轟は、ただの時代錯誤の原理主義だと一蹴。

飯田に耳を貸すなと忠告する。

 

だが、飯田はこれを肯定する。

自分はヒーローを名乗る資格はないと・・・

しかし、それでも決して折れるわけにはいかない!

自分が折れてしまえば、インゲニウムはしんでしまうと語る!

 

「論外」

 

かなり怒り心頭のステイン!

 

轟は炎で応戦!

しかしこれにノーマルアーマーが叫ぶ!

狙いは俺と飯田だと!

 

応戦するより逃げた方がいいというのだ。

 

しかし、逃げる隙など与えてくれないのが現実!

先ほどから明らかに様相に変化が生じている!

つまり、奴も焦っているのだ。

 

ステインの個性はかなり限定的な能力だ

相手を傷つけ、血を手に入れなければ発動はない。

つまり近接戦闘を強いられる。

さらに血液型によって、拘束時間もまばら。

おまけにそれを知る術はないという不確定要素を抱えた個性。

 

ここだけ切り取れば、さして強力な個性とも思えない!

それに加え、多人数を相手にするには向かない能力だ!

 

だが、それを補って余りある身体能力、経験値!

 

しかし、それを考慮に入れてもステインは焦る必要があった。

こいつらだけはどうにかなっても、ここにさらにプロが駆けつけたとなっては、

恐らく制裁は加えられないだろう。

 

ステインにとっては、目の前の贋物を消さずにおくのは

我慢ならないことだろう。

 

まさしくイカレた執着心!

 

 

その時、飯田のレシプロがきれかかっていた。

さっきの蹴りで冷却装置が故障したようだ!

 

飯田は轟に温度調整は出来るのかと聞いた!

 

どうやら轟は左の炎熱のコントロールはまだ慣れてないようだ。

 

「俺の脚を凍らせてくれ!排気筒は塞がずにな!」

 

炎を出しながら、一瞬ステインから目を離した轟!

その隙を狙い、ナイフを投げるステイン!

 

轟はこれに気づいていない!

ザシュッ!!

 

なんと飯田が手を伸ばし、自身の腕で轟を庇った!

 

「ぐぅ・・・!!」

「お前も止まれ」

 

ステインの容赦の無い投げナイフを再び受ける飯田!

地面に釘付けにされる!

 

そんな飯田を心配する轟だったが

 

「いいから早く!!」

 

そう叫んで氷を急がせる!

 

一方出久も立ち上がっていた!

2回!!

ここから跳んで氷を踏み台に・・・踏み込み2回・・・

行けるか・・・?この負傷した脚で・・・。

いや、今は・・・!

 

・・・・

・・

 

轟は飯田の冷却装置を凍らせ、なんとかレシプロを復活させていた!

しかし飛び上がったステインはすぐそこまで来ている!

 

ありがとう轟くん。

戦うんだ!腕など捨ておけ!!

 

飯田は口で腕に刺さったナイフを抜いた!

血が吹き出る!

 

レシプロエクステンド!!

 

『今は』

 

上から迫り来るステインに対し、下からの飯田の蹴り!

さらに横からは出久が跳んできている!!

 

「行け」

 

『脚が』

『拳が』

 

あればいい!!

 

2人の強力な攻撃がステインを打ち砕く!!

果たして決着なるか!?

 

 

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