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【漫画感想】背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~ STEP13 本当はもっと【週刊少年ジャンプ36号】

漫画レビュー 週刊少年ジャンプレビュー

■背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~
STEP13 本当はもっと

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試合は終わり、観客の拍手が会場を覆った。

雅春とエリちゃんは観客におじぎをして、すぐにフロアをあとにした。

 

入れ替わるように第二ヒートの部長とリオ先輩がフロアに入る。

その際にリオ先輩はエリちゃんをそっと抱きしめた。

 

すぐに番号を呼ばれる部長たち。

しかし、中々入らないことに、審査員が目を向ける。

 

リオ先輩はエリちゃんから離れ、部長と共に入場。

 

「今の・・・審査員に見られてたら印象マイナスになるかもよ?」

「いいですよ別に!」

 

「よかないわよ。今のが原因で万一あたしたちが予選落ちしたら

 『自分たちのせいで』ってあの子たち思うわよきっと。

 そうでしょ?」

 

黙り込むリオ先輩。

 

「あの子たちのことは他のみんなに任せて、

 あたしたちはきっちり勝ちましょ。ほらむくれないのよ」

 

そういって手を差しのばす部長。

 

「すぐ正論で黙らせようとする・・・

 そういうところはキッチリ男の子ですよね真澄くんって・・・!」

 

「ふっ・・・そうだったかしら?」

 

 

第二ヒートが始まった。

会場は熱気に包まれる。

雅春とエリちゃんは、あの場所に今まで立っていたことを実感する。

 

しばらく見ていたかったが、係員に第三ヒートの選手が整列するので・・・と、

移動を促された。

 

すると、エリちゃんが雅春にゴメンと謝りだした。

ずっと雅春の足をひっぱった事を気にしているようだ。

 

雅春はエリちゃんを傷つけないように、気にしないでと、優しく声をかける。

緊張は誰にでもあるという雅春だったが、

どうやらエリちゃんは緊張以外の"何か"に苦しめられていたようだ。

 

その要因についてはエリちゃんの口から語られる事はなかった・・・

以前も衣装を着替えてから様子がおかしかったし、

ドレスとの関係があるのか・・・はたまた雅春への想いからくるものなのか。

 

結局、深く聞く間もなく、八巻先輩と秋子先輩と先生がやってきた。

秋子先輩なんか、来た早々エリちゃんを抱きしめて、頑張ったね!と慰める。

 

雅春も先生からお疲れ様と声をかけられる。

とにかくひっしに出来る限りのことをやったと語る雅春。

最初の試合で、あんなアクシデントの中・・・実際よくやったと思う。

 

しかし、この時雅春には、自分でも気づかない想いが芽生えていた。

 

八巻先輩からも雅春へ一言。

後半の立て直しはまぁよくやったと褒める一方で、

まだ二次に進む可能性を示唆し、気を抜かないよう言う。

最も可能性はほぼ0だろう。

 

二次に進む組の発表はスタンダード全種目の一次予選が終了後となる。

まだかなり時間はかかりそうだ。

 

 

一方御木くんとターニャ。

かなりご機嫌斜めなターニャは御木君にロシア語でまくし立ててたw

ポカポカ叩く仕草かわええのぉ!

 

そんな二人の前に現れた、噂の咲本さん!

後姿と口元のシルエットしかなかったが・・・

かなりダンディなおじ様?のような人だ。

 

御木君とターニャを褒める一方で、

あの男には苦戦するぞ」と忠告した。

 

一体どの男なのか!?

 

・・・・

・・

 

一方会場ではスタンダード二種目めのタンゴが始まっていた!

観客席から部長とリオ先輩の踊りを見る雅春たち!

 

巨躯な部長と長身のリオ先輩。

一際大きく見える・・・。

 

初めて部長が普通に踊る姿に面を食らう雅春!

八巻先輩からもよく見ておけよと言われる。

 

そしてそんな先輩達と張り合うのが、御木君とターニャだ。

 

先輩たちに引けをとらない、流石ジュニアチャンプだっただけのことはある!

 

御木君たち、そして部長達のダンスを見て、凄いと思う気持ち!

再び雅春の胸を締め付けるこの想い!

 

雅春はそのまま席を外した。

 

・・・・

・・

 

自販機でコーヒーを買って、一息つく雅春。

 

試合が終わってすぐは、出来る限りのことはやったと思っていた。

だけど、本当は・・・もっと・・・もっとやれたはずだと、悔やむ雅春。

 

エリちゃんがああなってしまった時、

自分がもっと早く動けていたら・・・

そもそも試合前にもっと彼女の緊張をほぐせていたら・・・

 

今になって「ああしてればよかった」という気持ちが雅春を苦しめていた。

 

ちゃんとやりきってない・・・もう一回だけやり直しさせてもらえたら・・・!

何かの奇跡で二次予選に上がれたら・・・その時は・・・ちゃんと・・・!

 

雅春はもう一つ気になる事があった。

エリちゃんが言っていた「緊張」 って台詞だ。

一体・・・。

 

そんな事を考えてたら、八巻先輩が迎えに来た。

もうスタンダードの一次五種目が終わったという。

 

そして一次の結果も、もう出たというので二人は結果を見に行く事に。

 

結果は表で張り出され、7人の審査員によりチェックを受ける。

1人の審査員が1点もち、最高で7得点・・・

一次予選はその点数が高い順に半数が二次に進むという。

 

ワルツの第一ヒートは12組いたから、二次に進むのは6組ということになる。

表の判定という欄にPと記載されていれば二次予選進出だ。

 

しかし雅春とエリちゃんの判定欄には×が記載されていた・・・。

 

 

当然の結果といえば当然の結果かもしれない・・・

わかってはいたことだ・・・だが・・・それでも・・・

 

「お、一点入ってら」

 

持ち直したのが良かったのか、少なくとも一人には評価された!

0点の組もいるし、ビリではない・・・。

 

だけどやっぱり・・・

 

「ま、落ちたけど初試合にしゃ上出・・・」

 

悔しい!!!

 

「なんだよ、ちゃんとくやしがれるじゃねーか。安心したぜ。

 その気持ちは次までとっとけよ土屋」

 

「ッ・・・・ハイ・・・・!!」

 

強くなれ雅春!!