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【漫画感想】刃牙道 第79話「責務」 えー・・・いきなりメインディッシュかよ(((( ;゚д゚)))

■刃牙道
第79話「責務」

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 「勇次郎我慢できなかったかぁ・・・

 あの様子じゃ一発ヤラなきゃ収まらなさそう・・・

 でも、まだ早いでしょー・・・」

 

■前回のレビュー

ホテルの一室から『ちゅどッ』で姿を消した本部。

あの範馬勇次郎から逃げ遂せたのは評価に値する。

 

すぐに部屋から出て廊下を確認する勇次郎だったが、

時すでに遅し。本部の姿は見当たらなかった。

 

自室に戻り、一面ガラス張りの壁から景色を眺めつつ、

勇次郎は混乱していた。

 

『安心していいんだ』

 

"君らの身は俺が守護る"

 

勇次郎は守護られたことがなかった・・・

出産れてから、今日この瞬間まで、

一瞬たりとも他人に"守護らせた"ことがなかった。

 

出産でさえも、自ら命ずることで成し遂げた。

授乳さえも母に命じて成し遂げた。

 

"守護られる"という・・・圧倒的不慣れ

"守護られ"への免疫がない

 

怒狂っていた・・・

 

勇次郎の怒気でガラスの全面にヒビが走る!!

ビルは揺れ・・・まるで地震のようだ!

 

非常口に、その男はいた。

達人本部以蔵・・・その人である。

足は小刻みにふるえ、ガチガチと歯を鳴らしていた。

 

青ざめた表情に、尋常ではない汗。

おそらくは、勇次郎を前にして、毅然とあの"守護"発言・・・

やはり相当なやせ我慢だったようだ。

 

一歩間違えれば、しんでいた局面。

本部の株がまた一つ上がった瞬間だった。

 

本部は深く息を吸い、吐いた。

息を整え、笑みを浮かべた。

 

ふふ・・・やるじゃないか・・・。

怒髪天を衝く、あの勇次郎に・・・意志を貫いた・・・・!!!

範馬勇次郎を守護る。

 

範馬刃牙・・・渋川先生・・・ジャック・・・愚地克巳・・・

現代を生きる闘志達には決して見えぬもの。

本部以蔵だから見えるもの。

 

古流武術に生きてきた。

見えてる者が前に立つ。

あまりにも当然な責務だ。

 

・・・・・・

・・・

 

一方、徳川邸。

渋川との戦いはあれでお仕舞いだったのか・・・

すでに徳川のジッチャンと酒を酌み交わす武蔵。

 

なにやら天井を見つめている。

 

「・・・・・・いかがなされた武蔵どの」

「凄いな・・・」

 

「ん・・・」

 

武蔵は視線を徳川のじっちゃんに移し、こういった。

 

「あんた、誰を呼んだのだ?」

「・・・え?」

 

「お入りなさい。そこの御仁」

 

武蔵は左の障子に視線を移し、そう言った。

ジッチャンも視線を移した。

 

 

!?

 

そこには人目で誰か解るシルエットが映し出されていた。

問題はその状態である。

髪は逆立ち、大気が揺らめいている。

 

「ゆ・・・・ッ!勇次郎ォォ!!!」

 

明らかに威嚇している。

 

「知る者か」

「・・・ッッ」

 

「ふむ。もう・・・どちらでもよい。礼を言う」

 

 

まだ早いって!!

やるには早いって!!

 

この雰囲気じゃ始まらないわけがないッッ!!

出来れば落ち着いてほしい勇次郎!!

 

てか本部wwww今こそ守護れよwwww

 

■前回

 

■次回

 

■刃牙道感想まとめ