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【漫画レビュー】火ノ丸相撲 第54番 仲間【週刊少年ジャンプ31号】

 ■火ノ丸相撲
第54番 仲間

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 小関部長相手に八艘飛びを特訓する三ツ橋。

 

「よし!いいぞ!」

「後ろに付けば体格差も関係ねぇ!

 廻し取ったら相手の動きに合わせて一気に攻めろ!」

 

桐仁は土俵の三ツ橋に激を飛ばす!

 

「・・・しかし、これ何度も使える戦法じゃねぇぜ。読まれたら終わりだ」

「えぇ・・・だからこれは石高戦まで取っておく。

 それまで負け続けるとしても・・・」

 

これを聞いた國崎は三ツ橋にこういった。

「・・・何だお前石高相手に勝つつもりだったのか・・・

 確かにそれだけ仕込めば1%くらいは可能性あるかもしれねぇが・・・

 

 誰もお前が石高に勝つなんて期待してねぇから安心しろ。

 今は部長も五條もいい感じに伸びてるしな。

 お前はお前で個人戦のつもりで気楽にやんな」

 

「・・・僕だけ思い出作りに行く訳じゃないんですよ。

 僕だって"日本一"を目指すチームの一員なんだ!

 見てろ!いつか僕の勝利に感謝する時が来るからな!!

 さぁ!次は國崎さんが僕の八艘飛びの餌食になる番ですよ!」

「ハッハッハッ!100年早ぇよ!」

 

 

 

 

三ツ橋の思いを込めた八艘飛び!

 

「完全に意表を突いた!!

 まさかここまで全敗の三ツ橋が・・・石高相手に初白星か!?」

 

「行けぇ三ツ橋!!」

 

ギュルッ!

 

「!?」

 

石高の間宮はコレを予想していたかのように三ツ橋に視線を向ける!

 

そんな・・・

対応が速過ぎる・・・

読まれてた・・・!?

 

 

「・・・八艘飛びとは思いませんでしたが・・・」

「何かやる可能性はあった・・・」

 

・・・・・・・

・・・

 

「・・・変化ですか?

 考えにくいですよ。だってあいつはここまで・・・」

「いいから頭の隅に入れておけ」

 

間宮に変化の可能性を示唆する金盛。

 

「辻はクセ者だ。何も無いとは限らねぇ。

 何より・・・俺が鬼丸から得た教訓だ。

 決して侮るな」

 

万が一だろうが億が一だろうが全て潰す

あいつからは絶対に勝ち星取って来い

 

三ツ橋の喉下に間宮の強烈な張り手が入った!!

 

 

・・・主将の一言が無ければ危なかったのかもな・・・

 

「三ツ橋!!」

「横に回れ!!」

 

執拗な張り手!

 

ま・・・まだだ・・・!

諦めるな!!

手を伸ばせ!!

 

そこに廻しが・・・

 

だが無情にもダメ押しの張り手で三ツ橋は場外に飛ばされてしまった。

 

「うおぉお!石高がまず一勝だ!!

 一瞬ヒヤッとしたけどな。終わってみれば圧勝だ!」

「まぁ・・・これは仕方ないよな・・・順当な結果だ」

 

 

「くそっ・・・」と漏らす桐仁。

 

「・・・・・」

悔しさをかみ締める三ツ橋。

 

「・・・ろくにスポーツ経験もないんだろ・・・」

「!」

 

荒木が喋りかけてきた!

 

「そんな奴が策を弄して勝とうとする事自体がさ・・・

 おこがましいと思わねぇ?」

 

三ツ橋の表情は怒りに満ちる。

 

これに怒りを露にしたのが國崎だった。

いきなり立ち上がった。

 

「く・・・國崎・・・?」

「・・・。

 俺さぁ、この間ショックな事があってよぉ」

 

「え?(何だ・・・?)」

 

いきなり國崎が部長に語りだしたw

 

・・・・・

・・・

 

「・・・ん?」

「げっ・・・く・・・國崎・・・!!」

 

「何だよお前ら、またレスリング始めたのか」

「ひぃっ!!くっ・・・来るなぁ!!」

 

「おい何で逃げんだ。どれ一丁この元国体王者が稽古つけて・・・」

「STOP!」

 

そういって國崎の肩を叩く監督。

 

「お!監督」

「・・・彼らをそっとしておいてくれないか。

 彼らはね・・・YOUがレスリング部を辞めたと聞いて

 再び集まって来たんだよ」

 

「は?何だそりゃ」

「・・・OK。おバカなYOUにもわかる様に言おう・・・

 YOUはね、嫌われていたんだよ

 

「えっ・・・!?」

 

衝撃を受ける國崎ww

 

「・・・ブロークンハートかね・・・

 ていうか、部員が次々と辞めていく時点で気付かなかったのか・・・」

 

「うう・・・。

 ・・・確かに厳しくしたが・・・

 そんなの勝つ為なら当然じゃねぇか・・・

 ついて来れねぇ奴はその程度・・・自分の限界を知れたんだ。

 感謝してほしいくらいだってのに・・・

 

 監督だって俺のやり方を止めたりはしなかったじゃねぇかよ・・・」

 

「・・・・止めたよ何度も・・・・」

「え?そうだっけ」

 

「YOUが辞める前にみんな辞めちゃったけどさ・・・。

 もちろんYOUが誰より真剣だったのはわかってるから

 YOU一人の時は僕も厳しくやってきた。

 

 ただ皆が皆、YOUの様にストイックにやれる訳じゃないんだよ。

 ストイックである事を人にまで強いてはいけない。

 

 『日本一』を目指すだけが全てじゃない。

 今の彼らはYOUからしたらぬるいのだろうが

 レスリングが好きな奴らが集まって楽しくやってる

 

 それはそれでいいじゃないか。僕も今じゃただのグッドガイさ」

 

「・・・フン。わかんねぇよ俺は負けたら楽しくねぇ。

 だから勝って勝って勝ち続けた先が日本一なんだ。

 相撲部の連中は当然の様に日本一を目指してるぜ?

 あの三ツ橋でさえだ」

 

「・・・それは凄い事なんだよ。Mr.國崎。

 相撲の強豪校でもないこのダチ高で・・・

 高い目標を共有し合えるチームメイトに出会えた事・・・

 

 やっと出会えたんだよYOUは"仲間"に・・・

 

 

仲間・・・ねぇ・・・

 

「礼!」

『突き倒しで西 間宮君の勝ち!』

 

仲間のところに戻ってくる三ツ橋。

 

「三ツ橋!!」

「す・・・すみません・・・」

 

「何言ってんだ!よく頑張ったよ!」

 

「・・・跳びすぎなんだよ。ここ一番で力みやがって。

 読まれたにしたってもう少し良い体勢作れたはずだろ。

 あげくてめぇの方がうろたえてどうすんだ。

 もっと相手の突きをよく見ろ!

 石高に勝つ為に色々捨てて来たんだろうが!」

 

「お・・・おい!國崎・・・!」

 

悔しさに身を震わせる三ツ橋。

 

「ったくしょーがねぇなぁ・・・

 『全国』では俺に感謝させてみろよ」

 

三ツ橋の頭をポンと撫でて國崎は土俵に向かった。

 

 

・・・俺は今まで団体戦てのが嫌いだった。

なぜなら俺以外の奴が足を引っぱるからだ。

 

・・・今思うと俺とあいつらは"仲間"にはなれなかったんだな・・・

別の方向を見てる奴の首を無理矢理ねじって上向かせてちゃいけねぇよ・・・

悪い事したな・・・

 

お前は凄ぇよホタル。

レスリング部にもお前程貧弱な奴はいなかったぜ。

なのにお前は・・・

 

・・・なるほどこれが本当の団体戦か。

ったく初めてだぜ・・・。

自分以外の為に勝とうと思ったのは・・・!

 

「俺が連れてってやるよ。ダチ高を全国に・・・!」