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【漫画レビュー】神さまの言うとおり弐 第117話/Let's go to the HELL【週刊少年マガジン33号】

■神さまの言うとおり弐
第117話/Let's go to the HELL

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「まだかDr.!?」

 

丑三は鳳医院で一人妖魔と戦っていた!

全ては明石に逢う為に!

 

「もう少しだ!それまで化け物を!手術室に入れないでくれ!!」

「先生!患部の出血が止まりません!」

 

明石への道しるべ・・・高畑瞬の影は明石に繋がっている!

負傷した今、影を踏んでも移動が出来なかったことを知り、

なんとか治療し元気な姿に戻せば、証の元へいけるのでは!?

 

そう考えた丑三はボロボロの高畑と、ついでに天谷武を病院に担ぎ込んだ。

 

そして今、医者と看護師に治療を任せ、敵に邪魔させないよう身体を張ってとめているというところだ。

 

「何とかするんだよ!鳳医院の名にかけて!!

 この満身創痍の患者、私が治療ってみせる!!

 消毒りてぇ・・・包帯りてぇ・・・完治りてぇ・・・」

 

「落ちついて下さい!外傷は見た目ほどヒドくありません!」

 

めちゃくちゃ包帯でぐるぐる巻きにする先生w

その時だった!

 

丑三が手術室の扉を突き破ってふっとばされてきた!

 

 

 

「きゃあ!」

「手を止めるな!」

 

「くっ・・・手強いのが来やがった・・・」

 

教授風の天狗だ。

スーツをびしっとキメてる!

そしてその手は鋼鉄のようで指が鋭利になっている。

 

「邪魔させるかよ。高畑瞬の影は明かしに繋がってるんだ。

 健康になれば陰が繋がるかもしれない。

 俺は明石に逢うんだ!!

 

丑三はスケボーに乗って戦う!

戯という特殊な能力・・・!

 

スケボーから放たれた衝撃波だったが天狗はこれをかわす!

そして無防備になった丑三を狙う!!

 

あ、ヤバ・・・

丑三不可避ぞ、これは・・・

 

天狗の鋭利な手刀が丑三を串刺しにする!

そう思った瞬間、助けに入ったのはなんと傷だらけの天谷武だった!

一撃の蹴りで天狗の鼻を折った!

 

「NICE、天谷武」

「おっはー」

 

「よし・・・治療成功だ!足りない包帯を取りに行くぞ!」

「はい!一緒に来て下さい先生!」

 

「安静にしとくんだぞキミ達!」

 

丑三と天谷ガンムシwwww

 

「お前が俺と瞬を助けてくれたんだな。ありがとー丑三っちゃん。

 ところで、そのスケボのスゲェ力は何なん?」

 

「『戯(あじゃら)』だ。俺にもよくわからんが・・・

 『遊び心』を媒介にした超能力ってとこだな」

 

「俺も欲しい。くれ」

「ムリだ。カミにもらった力だし、そのカミも、もうしんでしまった」

 

「えーマジかぁ。じゃあ結局、俺が神になるしか無いってことね」

天谷は手術室の窓を開けて外を見ながら言った。

 

「お前神になりたいのか?」

「うん。だって神になったら世界を変えられるんだぜ?

 もう一回あの立方体の中戻ってさ、全部壊して神になりたいの俺は」

 

外には異様な光景が広がっていた。

立方体が無数に集められ、各々そこから出ている紐のようなものが、

らせん状に束ねられて、一つの巨大なオブジェクトになっている。

 

「・・・なんかあの立方体増えてない?」

「ん?あ・・・ホントだ。

 もしかして世界中のが集まってんのかな・・・日本に」

 

ゴソゴソ・・・

 

「!おいおい、何やってんの丑三っちゃん?」

 

丑三はボロボロの高畑瞬を起こしていた。

 

「ガッデム・・・どうやったら影の中に入れるんだ・・・

 天谷の時は出来たのに・・・傷が塞がったらいけると思ったのに・・・

 カミーズフォンもあれから反応無いし・・・

 もぉ嫌になりそうだ・・・早く逢いたいよ明石・・・」

 

「じゃあ逢いに行こうぜ」

 

高畑瞬が目を覚ました。

 

「瞬!起きた!」

「その明石って奴が生きてんなら・・・

 きっとあの立方体のどこかで戦ってるハズ・・・

 キミのスケボならそこまで直接飛んでいけるじゃん」

 

「たしかに。言われてみればそーだな。

 行ってみる価値はありそうだ」

「だろ?俺も連れてけ」そういって丑三の腕を掴む高畑瞬。

 

・・・・・

・・・

 

「『天邪鬼迷宮』クリア。明石靖人、紫村影丸、天馬遊

 以上3名生きる」

 

巨大狸が不気味な笑みを浮かべながらいった。

その足元で青山が潰れている・・・

 

「うぅ・・・あと少しだったのに・・・青山・・・くん」

 

涙する紫村。

EXITの扉が開いた。

 

「繋ぐんだ。青山の意思を。行こう」

 

明石が先頭にたって、出口に向かう。

 

「進まなきゃ、前へ」

 

・・・・・・

・・・

 

「何の為に?」丑三は高畑瞬に聞いた。

「・・・かみまろをころす為に」

「ハハ懲りてねぇな瞬!じゃあ俺も連れてけ!」

 

「何の為に?」

「無論、神になる為に♪」

 

「OK、じゃあ俺は明石に逢う為に

 いざ地獄の淵へ(レッツ・ゴー・トゥ・ザ・ヘル)

 

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