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【漫画レビュー】僕のヒーローアカデミア No.47 蠢く【週刊少年ジャンプ30号】

■僕のヒーローアカデミア
No.47 蠢く

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警察は脳無のDNA検査結果を密かに友人であるオールマイトに伝えていた。

 

捕らえた脳無に色々と試しては見たものの、

ヤツは口がきけないというより、何をしても無反応。

文字通り思考停止状態のようだ。

 

素性を調べる為DNA検査をしたところ

傷害・恐喝の前科持ちの男がHITした。

 

そして驚くべき事に、ヤツの体にはまったく別人のDNAが

少なくとも4つ以上混在している事がわかった。

 

もはや人間と呼べる代物ではないかもしれない。

全身を薬物等でいじくり回されているそうだ。

複数の個性に見合う身体・・・

そうなるように・・・作られたというわけか。

 

「脳の著しい機能低下はその負荷によるものだそうだが

 まァ本題は身体の件よりDNA・・・個性の複数持ちの方。

 

 DNAを取り入れたって"馴染み浸透する"特性でもない限り

 "個性"の複数持ちなんてことになりはしない。

 ワン・フォー・オールを持った君ならわかるだろ・・・

 

 恐らく・・・"個性"を与える"個性"がいる

 

 

その頃出久は・・・・

 

「体育祭での力の使い方・・・

 あの正義バカ、オールマイトは『教育』に関しちゃ素人以下だぁな」

 

『さァ始めようか有精卵ども!』

 

同じ言い回し・・・トボケ方も・・・

この人やっぱり

オールマイトの先生!!

 

「見てらんねぇから俺が見てやろうってんだ。

 さァ着ろやコスチューム」

 

出久は修繕されたスーツに身を包む!

材質やデザインを少々勝手に変えられた点は腑に落ちないが

なにはともあれ、母製スーツβ初陣だ!

 

「よろしくお願いします」

 

対面する二人。

しかし相手のグラントリノはおじいちゃん。

 

「ほ、本当に良いんですか・・・?

 正直まだ完全に使いこなせてないし

 もっと開けた屋外じゃないと・・・

 

 もしうっかり100%で撃っちゃったりしたら・・・

 グラントリノさんのお身体が・・・・」

 

「ウダウダとまァ・・・じれったいな」

「え?」

 

いきなり出久の真正面にいたグラントリノの姿が消えた!

猛スピードで背後に回られた!?

 

グラントリノのとび蹴りが出久のがら空きの背中にヒット!

 

『撃ってきなさいよワン・フォー・オール』

 

「撃つだけじゃないんですか!?実戦形式!?」

「さっきので俺の実力が見えなかったか」

 

「!?」

「9人目の継承者がこんな湿った男とは・・・

 オールマイトはとことんド素人だァな」

 

オールマイトの悪口にカチンと来る出久!

しかし、再び背後からの攻撃を受ける出久!

 

速過ぎる!どんな"個性"だ!?

 

「った・・・!」

 

いや・・・違う!

隠れる術もないこの状況なら悠長に正体を探るよりも

とりあえず動きを止めたいぞ

 

割れない・・・イメージ!!

出久は右手に力を込め始めた!

 

2回背後をとられた!なら

 

 

再び出久の背後を狙い襲ってくる!

しかし出久はこれを読んでいた!

体制を変え、仰向けになる出久!

 

「分析と予測か」

 

繰り出した右手!!

しかし当らない!!

 

「だが」

 

出久の突き出した右腕を触り始めるグラントリノ。

 

「固いな・・・そして意識がチグハグだ。

 だからこうなる」

 

天井には出久のパワーで穴が開いている・・・!

 

「絶対捕まえたと思ったのに・・・!」

「それだよ。騎馬戦や本戦での利用法・・・

 自分でも理解は出来ているハズなのに・・・

 オールマイトへの憧れや責任感が足枷になっとる

 

「足・・・枷?」

『早く力をつけなきゃ』それは確かだが時間も敵も

 おまえが力をつけるまで待ってくれはしない。

 ワン・フォー・オールを特別に考えすぎなんだな」

 

「・・・・・つまりどうすれば・・・・」

「答えは自分で考えろ。俺ぁ飯を買ってくる。

 掃除よろしく」

 

「ええ・・・!?」

 

憧れが・・・

 

 

その頃・・・

保須市の職場体験に来ている飯田。

先輩と一緒に市外パトロールに出ていた。

 

ヒーローごろし・・・

現代社会の包囲網でも捕えれぬ神出鬼没ぶり

無駄なことかもしれない・・・

それでも今は追わずにはいられない

 

僕はあいつが許せない

 

 

・・・・・・

・・・

 

一方ヒーローごろしと密会するシガラキ弔

 

「なるほどなァ・・・おまえたちが雄英襲撃犯・・・

 その一団に俺も加われと」

「ああ頼むよ悪党の大先輩」

 

「・・・・目的は何だ」

「とりあえずはオールマイトをブッころしたい。

 気に入らないものは全部壊したいな」

 

「こういう糞餓鬼とかもさ・・・全部」

 

弔は出久たちの写真を見せながら言った。

 

「興味を持った俺が浅はかだった・・・

 おまえは・・・・ハァ・・・

 俺が最も嫌悪する人種だ」

「はぁ?」

 

「子どもの癇癪に付き合えと?ハ・・・ハァ

 信念なきさつ意に何の意義がある」

 

破壊衝動のみのしがらき弔に更なる成長を促す為招いた男・・・

しかしこれは・・・

 

「先生・・・止めなくて良いのですか!?」

「これでいい!

 答えを教えるだけじゃ意味がない。

 至らぬ点を自身に考えさせる!成長を促す!

 『教育』とはそういうものだ」

 

闇の男とモニターごしに喋る『先生』と呼ばれる謎の存在・・・

一体何者なのか!?

 

・・・・

・・・・・・・

 

一方出久は・・・

 

「オールマイトへの憧れが足カセ

 使い方は理解してる・・・

 ワン・フォー・オールを特別に考えすぎ・・・」

 

それが固さに起因している・・・?

そもそも固いって何だ・・・?

 

逆に柔軟な動きってのは・・・

柔軟な・・・・

 

「・・・・・・!

 そうか!そうだよ・・・"個性"は体の一部・・・!

 もっと・・・もっとフラットにワン・フォー・オールを考える!」

 

今まで、奥の手・・・

超必さつ技のように考えてた!

しかしそうじゃないことに気づいた出久!

一体何を思いついたのか!?

 

「そうだ!そうか!うんうん!

 となると反復練習が・・・」

 

出久の反応を部屋の外から見るグラントリノ。

 

思考は柔軟

体育祭での動きでそこはわかっていた。

 

なかなか良い奴見つけたんじゃないか?

俊典・・・オールマイトよ

 

オールマイトって俊典って名前だったのか(((( ;゚д゚)))

 

 

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