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【漫画レビュー】レディ・ジャスティス 第7話 『ユースティティア ビギンズ』【週刊少年ジャンプ31号】

■レディ・ジャスティス
第7話 『ユースティティア ビギンズ』

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「うぐ・・・

 またスーツを破ってしまってごめんなさい・・・」

 

出エ口wwwww

どんな破れ方してんねんww

 

てか・・・円太の財布のほうが心配だわ・・・

どんだけ金つぎ込んでんだ・・・

 

「剣崎さんは・・・どうしてそこまでして街を守る為に戦ってるの・・・?

 そんな凄い能力、普通なら私利私欲の為に使っちゃうと思うんだけど・・・」

 

「別に私は・・・街を守る為に戦っている訳ではないよ?」

「え・・・?」

 

 

・・・・・・

・・・

 

剣崎天利 7歳

 

学校の花壇に水を上げていると、同級生が天利の頭に石をぶつけていた。

当然なんともない天利だったが・・・

 

「ほらな!アイツ何しても痛くねぇんだぜ!」

「ホントだ!どうなってんだ?」

 

「故郷の名前はプリクトン星かァ!?この変人!」

「確かに・・・すぐに物壊すし、色々変だよな剣崎って」

 

「近付くと変人がうつるぞ!」

 

そういって男子はまたも天利にむかって石を投げた。

 

「・・・・」

何も言い返さない天利。

 

・・・・・・

 

「また男の子を泣かせたの?剣崎さんは女の子なんだから

 もっと優しくならないと」

「・・・・」

 

あのクソガキ泣いて先生に助け求めるとかwクズ過ぎるww

 

・・・・・

 

「先生ー!アメちゃんがまたボール割っちゃったー」

「ボールなんてそうそう割れる物じゃないはずだけどな・・・」

「・・・・」

 

・・・・・

 

「うわ!変人が来たぞー!逃げろー!変人にころされるー!ギャハハハハ!」

 

ただただ耐える天利だった。

 

 

ーーーーーー

ーーー

 

植印総合病院

 

「お兄ちゃん!」

「天利!来てくれたんだ」

 

天利にはお兄ちゃんがいたのか。。。

しかもめちゃくちゃイケメンじゃないか・・・

 

「調子はどうだい?恵陸(えりく)」

 

お父さんお医者さんだったのか(((( ;゚д゚)))

 

「僕にしては良い方だよ」

「恵陸も、もうすぐ6年生か。早くまた学校へ行けるといいね」

 

お母さん美人だなぁ(((( ;゚д゚)))

 

「うん・・・。本当に天利が羨ましいよ。人と違って風邪すらひかないんだから。

 僕なんて生まれつき体が弱い上に、その原因は不明・・・

 その点では人と違うのは僕も同じか・・・」

「・・・」

 

天利とは真逆なんだな・・・。

 

「少し買い物してくるから待っててね」

「うん」

 

病室で2人きりになる天利と恵陸。

 

「・・・・。天利?今日は元気が無いけど・・・何かあった?

 学校楽しくない?」

「・・・・!」

 

天利はずっと我慢していた涙をこらえる事は出来なかった。

 

「お兄ちゃん・・・」

「ん?」

 

「私・・・変なの・・・?何で私だけみんなと違うの・・・?

 お父さんともお母さんともお兄ちゃんとも・・・何で私だけ違うの・・・?」

 

涙をポロポロ流しながらいう天利に、恵陸は笑顔で答えた。

 

「確かに・・・天利は皆とは違う。

 でもそれは変なんじゃなくて特別だからだよ

「・・・え・・・?」

 

「天利が世界で一番の良い子だから

 神様が天利ちゃんなら、この特別な能力を正しく使えるに違いない!

 って思って天利にだけ特別にくれたんだ。

 

 今はまだその正しい使い方が何なのか、お兄ちゃんにも分からないけど、

 いつか必ず見つけるから、一緒に待っていよう!ね?」

 

 

いい兄貴だ(´;ω;`)

 

 

自宅でニュースを聞いていた天利。

 

「本日ネット掲示板に

 "植印総合病院に爆弾を仕掛けた"という書き込みがあり、

 警察が病院内を捜査していた時、突然1つの爆弾が起爆され

 数人のし傷者が出ている模様です・・・!」

 

「・・・!」

 

家を飛び出す天利!

 

「爆発の影響で閉じ込められいる人もいるようで・・・」

 

 

黒煙が上がる病院。

すでに避難は済んでるようだ。

そこには天利のお父さんとお母さんの姿も!

 

お母さん婦警さんだったかw

 

「あぁ・・・恵陸・・・」

「今は救助隊に任せるしかない・・・他の患者さんを診てあげて・・・」

 

そんな時、何か人影のようなものが、上空から病院の屋上に降り立ったような。

 

「い・・・今のって・・・」

「まさか・・・」

 

病院内では瓦礫に阻まれ、病室に入れない救助隊の姿があった。

 

「クソッ!この破片をどかすのはすぐには無理だ・・・!」

「でも中には子供が・・・!」

 

その時だった!

近くの壁が吹っ飛ばされた!

 

そこには天利の姿が!

 

「え!!?子供!!?」

「き・・・君!?こんな所で何してるんだ!?早くこっちへ!!」

 

天利は隊員の言葉を無視して、扉を防ぐ瓦礫の元へ駆け寄った。

 

 

また変だと思われるかな・・・

でもお兄ちゃんを助ける為なら

どうでもいいけど・・・!!

 

ヒョイっと瓦礫を持ち上げる天利w

 

「うわァ!!!?」

 

とビビる隊員w

 

「な・・・!?何だこの子!?どうなってる!?」

「・・・・」

 

天利はドアを破壊して中に!

 

「お兄ちゃん!!?」

「天利・・・来てくれたんだ・・・」

 

そこには衰弱した顔でベッドに横たわる兄の姿が。

 

「あ!!誰か出てきたぞ!」

 

天利が恵陸を抱えて出てきた!

 

「ああ!!!!恵陸!!!天利!!!」

「なんという事でしょう!あんな小さな女の子が少年を助け出しました!

 これは奇跡です!!」

 

 

「お兄ちゃん!?大丈夫・・・!?」

「・・・ああ・・・

 これで分かっただろ?天利・・・

 人と違う事は必ずしも悪い事じゃない・・・

 

 天利が人は違う能力を持っていたから・・・

 僕はこうして助かった・・・

 天利はきっと全ての命を救う為に生まれて来たんだよ」

 

「!」

「だって世界には天利にしか救えない命が沢山ある・・・!

 それが能力の正しい使い方だ!」

 

 

・・・

・・・・・・

 

「私は街を守っている訳ではない。

 ただ能力を正しく使いたいだけ」

 

「命を救う事が正しい使い方なら

 剣崎さんはそれを果たせてるよ」

「え?」

 

「命を救われた本人が言うんだから間違いないです!」

「フフッ ありがとう!」

 

・・・・・・・・

・・・

 

「案の定・・・刀治は使い物にならなかったが・・・

 ようやくまともな適合者が見つかった。

 これであの女を始末できる・・・!

 感謝するぞ?Mr.悪意(マリス)」

 

「ああ気にすんな!

 命が次々に消えてく所は

 なかなかおもしれぇからな!」

 

暗躍するキング・ヴィン!

 

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