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【漫画レビュー】刃牙道 第69話「300点」 武器本部の実力はS級に届くのか!?

■刃牙道
第69話「300点」

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「守護キャラつえぇぇ・・・今の俺なら範馬刃牙にも勝てる・・・ってことなのか・・・・ッッ」

 

■前回のレビュー

 

「誰を守るって?本部さん」

「君ら現代格闘士は、まるで理解ってな」

 

「本部さん」

 

さえぎる様に刃牙は続けた。

 

「いったい誰を守るのかって訊いている。

 その肉体でッ、その技術でッ!

 

「はは・・・。

 ふざけるなと・・・・

 自分より遥かに弱いおっさんが何をハネっ返ってるんだと、

 俺は天下の範馬刃牙だと、見損なってんじゃねぇと

 概ね、そんなところか・・・」

 

刃牙は正座から一変、あぐらをかいた。

 

「ちょっと違うけど・・・いいやそれで。

 本部以蔵だからじゃない。

 誰であれ許さねェよ。俺を守護ることは許さねェ」

 

本部は刃牙を真っ直ぐ見て、目を閉じ、そして、まるで思い返すように

視線を天井に向けた。

 

 

「見たか刃牙くん。武術史上最強の剣豪、宮本武蔵のあの強さ」

 

我らが誇る拳雄・烈海王を一刀両断だ

 

「なんか・・・嬉しそうスね」

 

「烈 海王の死・・・それ自体は悲しむべきこと。

 疑いようもない。しかしだ刃牙さん。

 武術家なのだよわたしは。いけないかね」

 

刃牙は黙って本部を見つめる。

 

「我道の向かう先・・・その到達点の目撃を喜ぶ。

 そこはどうか許されたい。

 ただ・・・残念なことだが、まだ我々は全力の宮本武蔵を見てはいない

 

「すげェ褒めかただ。烈海王に圧勝して尚、全力じゃないと」

「なるべく多くを体験しておきたかったのだろうな。現代の闘争術を」

 

「手こずったワケではないと?」

「実力者ではある。ただし、不覚を取る相手ではないと」

 

刃牙の目つきが変わった。

どこか睨みつけるような厳しい眼差し。

 

「だからこそだ・・・」

 

この一言に反応する刃牙。

 

「わたしには君らを守護る義務がある」

 

その瞬間!

刃牙はあぐらをかいた姿勢のまま、宙に跳びあがった!

そして爪先立ちで着地すると、刃牙は本部を見下ろしながらこういった。

 

「本部さん、どこいらへんが『だからこそ』なんだい?」

 

見詰め合う両者。

 

「なるほど」

 

と言って、本部も立ち上がる。

 

「範馬刃牙の徒手(素手)は如何ほどのものか。

 100点満点中の100・・・・否・・・120点だって付けられる。

 しかし・・・・たかが120点だ

 

場の空気が変わる。

 

「一方・・・本部以蔵の徒手の実力はどうなんだ?

 60点?70点・・・?どう甘めに採点しても、80点は越えねェ。

 ところがだ・・・剣、槍、杖、鎌、縄、忍に至るまで・・・・

 全て合わせりゃ300点は下らねェ

 

刃牙はにィ・・・とオーガを彷彿とさせる笑みを浮かべると、

ペキっと指をならした。

 

「全部使用ったらいい」

 

臨戦態勢に入る刃牙。

 

「計算違いを思い知らせる」

 

本部の表情には焦りも緊張もまるでない。

そして刃牙が踏み出したッ・・・その時だったッ!!

 

 

ちゅどッ!!

 

まさかの煙幕ッッ!!

 

~~~~~~~~~~~~~~~~!!!

 

これには完全に意表を突かれた刃牙!

唖然としている!

 

「・・・・・・・ッッ」

そして気付けば目の前にいたはずの本部の姿がない!

 

「!」

そして次の瞬間、刃牙の後頭部にチクリと痛みが走った。

 

「御明算かな・・・・?」

 

本部が刃牙の背後をとったッ!!

そして後頭部に刃を突きつける!!

 

これが本部以蔵ッ!!

その人であるッッ!!!!

 

刃牙ww

滝汗やめてww守護キャラつぇええ(((( ;゚д゚)))

 

でも刃牙ほどの人間でも本部に背後とられるものなのか?

意表は突かれた。それは認めるとして、瞬間移動するわけではないんだから

煙の中を移動したわけでしょ?

 

気配だってあるだろうし、足音だって・・・

つまり、気配を絶ち、足音を立てない歩法で刃牙の背後をとったってことよね。

こいつぁマジで、武芸百般の本部・・・強いかもしんねぇッッ!!

 

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■次回

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