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【漫画レビュー】刃牙道 第71話「喝あつッッ」 今更新キャラて・・・しかも38歳て・・・

■刃牙道
第71話「喝あつッッ」

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 「どう足掻いても無理でしょ。

 38歳の余裕顔がイラッとした。

 ただの剣道が宮本武蔵になにができるというのか・・・」

 

■前回のレビュー

1921年「大本事件」勃発

時の京都府警、教祖・出口王仁三郎の逮捕にあたり

問題となったのは出口の側近であった一人の「武道家」の存在だった。

 

「合気道」開祖

植芝盛平、その人である。

 

当事、警視庁は植芝の指導を受けていた。

植芝の神懸りな実力を身体で知っている。

 

「何人いても勝てません」

「人間と思っちゃいけません」

「軍の協力は得られないのですか」

 

結果、京都府警の出した結論とは

"異様"とも言える「奇策」だった。

 

 

 

まず消防車で植芝を取り囲む。

そして、一斉に放水。

 

怯んだ隙を見て、

投網を被せる・・・

 

そして

長ァ~い棒を用意し、植芝の間合いから外れたところから

一斉に叩く!

 

逮捕・・・と。

 

作者は以上の逸話を30年程昔、植芝盛平の直弟子にあたる、

塩田剛三氏から幾度か聞かされている。

 

植芝が身を隠したため、「作戦」は未遂に終わったが、

完成された武道家は国家権力をして、ここまで畏怖れさせた・・・・

 

・・・・・・・

・・・・

 

徳川邸から出てきた武蔵。

眼前には機動隊が軒を連ねて武蔵を注視していた。

その数・・・100?200?

とにかく、たった一人の人間を取り囲む人数ではない。

 

ただの人間ならば・・・だ。

しかし、こと宮本武蔵に対し、この程度の戦力・・・

恐らくは無きに等しいだろう。

 

「どーした皆の衆」

「下がってよしッ」と、内海警視総監が機動隊に指示を出す。

 

「了解!!撤収ッッ」

 

「待たれいッッ」

 

これを呼び止める武蔵。

 

「・・・・・・・ッッ」

内海警視総監に緊張が走る。

 

 

「どうやら、この兵士(もののふ)たちは、

 もしも抵抗したなら多勢に無勢でこの武蔵を取り抑える・・・と」

 

「ま・・・まァ・・・その・・・それは形式上のことで・・・」

動揺する内海ww

 

「内海さんとやら・・・

 これっばかりの兵力で

 宮本武蔵を制圧えられるとお思いか・・・?」

 

 

でたあああ!!

武蔵の禍々しい、悪魔的なオーラ(((( ;゚д゚)))

 

内海は青ざめ・・・大量の汗がにじみ出る!

 

「いや・・・」

「喝あつッッ!!!!!」

 

武蔵の一喝で、その場から逃げ出す機動隊!

盾を放棄し、護送車の背後に一目散に逃げ出した!

 

「はぁ・・・役にも立たん兵士なことよ・・・」

 

落胆する武蔵。

青ざめる機動隊。

 

結局護送車を使わず警視総監の車で警視庁へ向かうことに。

武蔵を後部座席中央に乗せ両隣に警察の人間を配置。

すでにビビッてるッッ

 

「宮本さん、意外に思うかもしれませんが

 我々は貴方に・・・・罪を問う気はありません。

 我々と・・・取り引きをしませんか」

 

内海の言葉を目を閉じ聞く武蔵。

果たして・・・どうでる?

 

一方警視庁では・・・

 

「もう10分程で到着です」

「はい・・・」

 

道場で胴着を身にまとい、座して待つ男。

全日本剣道選手権保持者

三輪猛丈 七段 38歳

 

「楽しみです・・・・・」

 

このしたり顔!

絶対の自信から来るものだろうが・・・

伝説の剣豪を前にその余裕な面・・・どう変わるか見ものだわ!

 

・・・・・

・・・

 

「取り引きより・・・もそっと・・・

 もそっとゆっくり走れんかッッ」

 

武蔵が車に乗るといっつもゆっくり走れ言うねw

これって景色を楽しみたいからと思ってたんだけど

なんか・・・怖がってる?w

 

しっかし内海の取り引きってのは、

つまるところ、剣術指南ってことなのかねぇ。

 

でもさ、犯罪者相手に銃を捨て剣で挑むってのもなぁ。

武蔵クラスの実力があれば話は別だろうけど。。

 

 

■前回

 

■次回

 

■刃牙道感想まとめ