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【漫画レビュー】七つの大罪 第124話/友情がもたらしたもの【週刊少年マガジン23号】

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■七つの大罪
第124話/友情がもたらしたもの

 

★前回のレビュー

今語られる10年前の真実。


陛下の命を受け、ドレファスとヘンドリクセンは謎の大厄災により滅びた
ダナフォール跡地へ調査に来ていた。

 

地の底も見えぬ大穴を滑り下りていく二人。
一体この大穴は何なのか?
解る事といえば、穴から魔力の残存を感じる事のみ・・・。

 

そしてようやくたどり着いた穴の底。
何も見えない闇だけが広がっている。

ドレファスは降りてから明かりを忘れたことに気づく。
とんだうっかりさんか!


その時だった。


何者かの微かなうめき声を二人は聞いた。
大厄災の生き残り?はたまた幽霊?

確認をしにいきたいが、この闇では確認しようがない。
やれやれと言いつつヘンドリクセンは呪言の玉で辺りを照らした。


出発前にマーリンから受け取っていたという。
確かに聞こえるうめき声に導かれるように二人は進む。


ヘンドリクセンは闇が苦手らしい。
幼少期ドルイドの里で毎晩「し者」の埋葬の番をさせられていたいたらしい。

 

亡骸が腐って骨になるまで見張る・・・
これがいやでいやで、早く腐って骨になって離れたい。
その気持ちがきっかけでヘンドリクセンは「腐蝕」の魔力に目覚めたらしい。


だがその魔力のせいで里では「臆病者」「呪われた子」と蔑まれて、
ついには里より追放されてしまったようだ。


ドレファスはヘンドリクセンを臆病者ではなく優しいだけと語り、
また、聖騎士長に必ずなれると語った。

聖騎士長を目指していたドレファスは聖騎士長よりも
『最強の聖騎士』を目指すという。


まぁ兄ザラトラスがいたのでは聖騎士長にも最強の聖騎士にも
当分手が届かないな!と笑う二人だった。

その時だった。


「ならば・・・その宿願を叶えよう」


闇の置くから聞こえる声!
人の気配ではない!

人間でもなければ、妖精族や巨人族でもない!
そんな化け物は言う


『人間よ…我にその体差し出さば、汝らの望み叶えよう…』


どうやらすでに息絶えるすんでのところのようだ!
ヘンドリクセンはその禍々しき魔力から、こいつが魔神族だと見抜く!

大厄災の原因もこいつのせいなのか!?


魔の者の言うことは聞かないというドレファスに襲い掛かる魔神族!
どうやら、体に憑依するタイプのようだ!

動きを止めたドレファスが笑い始める!


一瞬操られたかに見えたが、ドレファスはなんともないようだ!
堅固な意思と魂に術が通じなかったようだ!

しかし魔神族は標的をヘンドリクセンに移すだけだった!


そしてヘンドリクセンはあっさり体を乗っ取られてしまう。
追い出そうとするドレファスだったが、奴いわく、

「ころすか?だが、しぬのはヘンドリクセンの肉体だけだ」


ドレファスは武器を捨て、ヘンドリクセンの身の保証を得るために
自らの肉体を差し出した。

そして二人は大穴を脱出し、陛下の下へ急ぐ・・・。


「ここには何も無かった」


そう報告するために・・・。


この時すでにヘンドリクセンは奴の術中に落ちてしまったという。
真実をしったギルサンダー、ハウザー、グリアモール。


王都に戻り、一番邪魔だった聖騎士長ザラトラスをさつ害し
その罪を七つの大罪に着せ、国外追放させた。

 

ドレファスの体を乗っ取った魔神の名はフラウドリン
メリオダスの最愛の人をころした張本人だ。


衝撃!